ぼくののうみそ-・x・

ベトコンラーメン
会社の後輩に連れて行かれるまで、ベトコンラーメンのことはまったく知らなかった。
愛知県のいわゆるご当地ラーメンと言うと台湾ラーメンのことだろうと思っていたのだがこのベトコンラーメンも、岐阜・愛知を中心に割りとメジャーなラーメンであるそうだ。


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ベトコンラーメンの発祥やそのネーミングについてはwikipediaに詳細を譲るが、簡単に言うとベトナム戦争のときのベトコンに感銘を受けて名づけたらしいのだが、色々ヤバかろうということで今はそれを否定している。


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その代わりに「食べるとベストコンディションになる」という歯切れの悪い代替案が設けられており、これは食べるとベストコンディションになるということなのだが、その実ニンニクが大量に入っており受け手側がベストコンディションでないと食べられないという部分もあるのではないかと思う次第。


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俺が行ったのは刈谷のお店で、金曜日だからか皆が当然のように付近の自動車部品メーカーのサラリーマンと思しき人々もシメのラーメンにベトコンラーメンを頼んでいる。厨房ではあらかじめ大量にすりおろされたニンニクがドバッと入れられたものの、外観自体はきわめてシンプルなラーメン。
きっとオリジナルはもっとベトナムに寄せた部分があったのだろうが、ここのお店に関していえば、これのどこにベトコン、南ベトナム解放戦線をイメージさせる要素があるのか不思議に思いつつ、現在の「ベストコンディション」の方がしっくりくるのではないかと首をかしげながら食べた。




ペンタブが直ったので「ハナ金川柳」なるものを書いてみた。
次に書くかどうかは分からない。

その週はとても疲れていて家に帰ったら、酔ったままに録画していた映画を見ながらそのままリビングで寝た。酒の力が8割だと思う。
最近妻は酔って帰ってきてリビングで寝ても起こさずにそのまま放置していくようになった。俺が絶対に起きないのも理由だが、寝室に酒臭いのを入れたくない意向もあるのだろう。そんなときは夜中に子供が泣くので正しいと思う。
特にその晩はニンニクも入っていたので絶望的である。

そんなわけでその晩はリビングで寝た。朝起きたら顔はムクんで腰は痛く息は臭い。ユーウツだ。
男34歳、もはや彼のコンディションを決めるものは食べ物というひとつの要素ではどうする事もできないのである。
| fabricio zukkini | 食べ物 | 10:17 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
良い子の為のバリウム講座
皆さんはバリウムを飲んだことはあるだろうか。
白くて味のな〜い、カルピスの原液を5倍に濃縮したような不快感極まるノド越しをした固体と液体の中間を行き来するドリンクである。
異常に食べ物にうるさかった父親ですら「バリウムは二度と飲みたくない」と半泣きで言っていたことから、バリウムに対して異常な恐怖心を抱いていた俺であるが、これまでにすでに2回のバリウムを経験した今ならはっきり言える。

「バリウムを飲むのはたいしたことではない」

後にこの意味をきちんと解説していきたい。

まずは気になるバリウム、アレは一体いつになったら飲むことになるのか。
ある日突然「お前もそろそろ・・・」とバリウム好きの上司に誘われる類のものではない。基本的には年齢によるものがあり、それは30歳を越えたところからと考えてよいだろう。
現在30歳の俺はこれまでに2回飲んでおり、つい先日人生2回目のバリウムを経験してきたばかり。
本来バリウムとは30歳以上が受ける生活習慣病検診なるコースの中で飲むものらしいが、1回目のバリウムは前の会社に居た際、総務の手違いにより誤って飲まされたものだ。
本来受ける必要の無いそのコースを受けたばっかりに飲まされた「手違いバリウム」のせいで、齢30にして俺はすでにトゥー・バリウムス。これはバリウム界でも多いほうとされる回数。将来が楽しみである。
(※初めてのバリウムが「手違いバリウム」による不意打ちだと結構堪えるのは間違いなく、この辺は総務の方と綿密な打ち合わせの下、しっかりとした準備を心がけられたい。)


「バリウムを飲むのははたいしたことではない」

そう、バリウムはさほど飲むのに辛くない。味がしないと言われるが集中力を研ぎ澄ませば微妙に味を感じ取ることが出来るし、また飲む量もそんなに多くは無い。
初めてバリウムを飲んだとき「最近のバリウムは美味しくなった」と医者に言われ、「おお、確かにそうだ、美味しくなったなあ↓」と言いなが ら、初めて飲むやつにそんなことが分かるわけないだろうこのバカと涙目で飲み干したのを覚えている。とはいえ、ともかく我々が恐れるべき問題はバリウムではないのである。

では一体何がたいしたことあるのか。俺の実体験とバリウム体験者からのヒアリングをまとめた結果、やはりポイントとなるのは「謎のパウダー」、そしてもうひとつが「謎のマシーン」である。
「謎のパウダー」、これは別名「炭酸粉末」である。炭酸粉末を飲むと胃の中が膨らんで検査がしやすくなるから、というだけの完全なる医療関係者のエゴが生んだシロモノ。
ドリフのコントでバリウムネタを見たことがあるだろうか。いかりや長介にバリウムを飲ませたあと「ゲップをしないでください」と言って我慢するいかりやに志村が色々な妨害をしてゲップをさせるネタである。
あれを見る限り、バリウム自体にゲップ成分があるように見えるが、実際にはその前に飲む炭酸がゲップを誘発していると考えられる。(バリウム自体にもあるかもしれないが、炭酸粉末の比ではないだろう)

この炭酸粉末を飲んだ直後、胃の激しい膨張にファーストインプレッションが訪れる。ファーストインプレッションとは、平たく言うと、GEPである。GEPと言うと、おや国民総生産からの何がしかの派生だろうか、と思われるかもしれないが、ゲップである。
人は慣れるものでこの最初のゲップに耐えられれば、その後はゲップを体の中に押し込めることが出来る。ここで思いっきりゲーーとやってしまうと、ゲップ癖がついてしまいその先が不安である。是非最初のゲップは堪えていただきたい。

炭酸粉末の洗礼に耐え切ったあなたを待っている次の刺客が「謎のマシーン」。謎ばっかりで本当にすいませんが謎はこれくらいなのでご勘弁ください。
「謎のマシーン」を簡単に説明すると、人が一人寝そべられる程度のテーブルが縦横、様々に角度を変えて自由に稼動する何だかいやらしいマシーンである。炭酸で胃の中が不安定な中、そのこのテーブルに寝かせられると、≪では動かしまちゅよ〜≫というなぜか赤ちゃん言葉の検査技師の合図でテーブルがムーブがおっ始まり、そこから先は彼の指示に従い体をクネクネと動かす屈辱タイムのスタートである。

お察しのように、このマシーンは、座りながらにして楽に色んな角度で我々の体内の様子を見たいから、というだけの完全なる医療関係者のエゴが生んだシロモノ。
個室に閉じ込められ、それを窓ガラスの向こうの司令室のような部屋からマイクで≪一回転してください≫だの≪壁側へ体をやや斜めに傾けてください≫だのと分かりづらい指令をアレコレ好き勝手に言ってくる技師ヤローの指示に小さく「はい」と返事をしながら粛々とこなす辛い作業。

≪オシリを突き出してください≫などというハレンチな命令をしてきたときには「え?」と聞き返したが、司令室から静かにコチラを見ている彼の目がマジだったので渋々突き出すと、≪もっと!≫とリクエストが来るので出来る限り天高くシリを突き出したら≪ちょっと下げましょうか・・・≫などと嘲笑気味で言うのでいよいよ殺意が沸いた。
≪そのまま、そのまま!≫なんていう応援メッセージを浴びながら、適切な高さでケツを突き出したままでいると次に≪では、ちょぉっと右に傾けますよ〜≫と言うので無理な体勢を承知でケツを出したまま体を右に傾けたら≪あ、今のは機械のことですから、アナタはそのまま動かないでください≫と半笑いで叱られる。何かと屈辱の多い検査であることは覚悟してもらいたい。

この「謎のマシーン」の恐ろしさはこれに終わらない。
検査の一番最後に登場するロボットハンドこそ、この検査の最も注意すべき場面である。
先端にゲンコツ大の丸みを帯びた突起物を有したロボットハンドが、挨拶もなしに突然俺の目の前に現れると「ウィーーン」という機械音を鳴らしながらみぞおち目掛けて急接近し、あろうことかかなりのパワーと深さをもって「プニッ、プニッ、プニ〜」と、連続でゆっくりと押し始めるのである。

さすがにこれにはポーカーフェイスで通してきた俺も苦悶の表情を隠しきれない。
それを見てか、≪はい、ここ、ゲップは我慢してくださいね!≫など暢気なヴォイスで司令室からやかましいアン畜生の声を聞きながら、尚も続くロボットハンドの「みぞおち→左右わき腹」と続く執拗なボディ攻撃に耐え続けなければならないこの屈辱の時間。
一通り俺のボディを攻めた後、≪腹筋ゼロ、ゴミ以下だな≫とばかりに無言で去っていくロボットハンドさんの後姿を見たところで検査は終了。

このように、バリウム検査はただバリウムを飲むだけではなく、炭酸粉末の強要、色んないやらしい体位の要求、さらに最後に出てくるロボットハンドの責め苦という幾多のゲップ危機を乗り越えないと終わりには辿りつけないのである。
これを体験した者は言うだろう、「バリウム?たいしたことないぜ(その後の責め苦に比べれば・・・・)」
以上が俺の経験したバリウム検査の概要である。

最後に、バリウム先輩の俺からのアドバイスとしては、今後バリウムに挑戦される方がいるならば、ロボットハンド対策としてどうかお腹に鉄板を忍ばせることだけは忘れないで貰いたい。あなたを守るためです。どうか。
| fabricio zukkini | 食べ物 | 11:39 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
180円カレー、武蔵小金井に登場!
武蔵小金井駅北口、長崎屋の裏にある定食屋「しなの」で今なんと「ポークカレー」が180円。にわかには信じがたいこの大ニュースを今日は皆さまに隠すことなくお伝えしたい。





定食屋「しなの」は『セール』という定食屋ではあまり聞きなれない呼び名で毎月メニューの中から4品を選び100円引きで提供している優良店。
(何度か来ているがこのイベントにそれまで全く気づかなかったので最近始めたのではないか・・・?!詳細希望!)
その「しなの」がついにこの2月、元々280円の「ポークカレー」には致命的ともいえるまさかの100円引きを敢行してしまったのが今回の格安カレー誕生の秘密である。

実はこの「しなの」、1月にも「エッグカレー」を100円引きで330円→230円としてカレーどころ小金井に衝撃を与えたばかり。
これにはさすがに興奮して「都内で一番安いカレーだ!」とフライングで記事を書くところだったわけだが、《いやまて、280円のポークカレーが2月に狙われたら・・・》と踏みとどまった俺の大勝利。
期待に応えてくれる格好でこうしてこの2月、ポークカレーはおよそ4割引の180円で野に放たれたというわけだ。

頼んで30秒で出てくると評判のカレーが180円・・・・・しかも味噌汁かコンソメスープのどちらかが漏れなくついてくるという贅沢。福神漬けだってちゃんと乗っている。ポークだって入っていた!





味だってなかなかのもの。180円ならずとも満足出来るものと考えて欲しい。

もちろん格安180円カレーだけを「ああ安かった」とシンプルに楽しむのも良いが、「しなの」に来たらサイドメニューを楽しみたい。カレーに乗せればオリジナルカレーの完成。カツ、コロッケ、竜田にハンバーグ・・・・カレーが実質ゼロ円な今こそチャレンジしたいカレー・ドリームチームの結成はどうだろうか。





見よ、カレーより高い単品メニューの数々・・・ロースカツとチキン竜田が同じ値段なのに、チキン竜田とチキンカツの間に存在する100円の差は一体。

『ロースカツ=チキン竜田<チキンカツ』

これが妥当かどうかは意見が分かれるところだろうが、揚げ物論争は各人の思想のぶつかり合い。「カツは尊い」とある人が言えば、「メンチの手間を知れ」とある人は応じる。このように揚げ物のその優劣には正解が無い。
(個人的にはコロッケ2個150円には好感を持っている)

揚げ物を頼むと、「揚げ物は先にお持ちしますか?」とまるでソフトドリンクのような質問をされるが、間違っても「食後に」などといわぬよう。ここはひとつ「カレーと一緒に」がCool
その日の俺はから揚げ3個をカレーのお供に選んだ。厨房に響く「から揚げ3個はカレーと一緒〜」のボイスに思わずにんまり。


「しなの」の単品は揚げ物だけにあらず。肉ジャガ150円にはじまり、ほうれん草のおひたしにひややっこ、ポテトサラダが100円以内で。
肉ジャガが100円引きになる月よ、来い。





俺の夢は肉じゃがだけを食べに入店すること。勇気があれば明日かなう夢だ。

「しなの」はカウンターのみで営業。頭上には歴代横綱の写真のように見事に茶色い食べ物がズラリ。肉、カレー、肉、、見事なまでのこの茶色さが心地よい。





「ロースカツ定食 550円」
「ロースカツカレー 550円」
「カツ丼 550円」
「メンチカツ定食 500円」などなど・・・・おおよそこの価格帯である。

異変に気づいた人はおそらく居ないだろうからここで教えておきたい。
ポークカレーが単品で通常280円、そして単品のロースカツが200円。自ら両者を足せば480円でロースカツカレーの完成であるが、それに対して純然たるロースカツカレーは550円。
その差70円。これはロースカツを乗せる作業の手間賃として諦めて欲しい。


最近メニューも増え、元々多かった券売機のボタン数も急増。それなのにボタンの色が全て同じオレンジ色なので券売機はますます混沌として来ている。もはや「縦5列目、横8列目にメンチカツ」という方法で覚えるしか手立ては無い様子だ。

だけど安心して欲しい、キャンペーン期間中、180円のポークカレーにはちゃんと黄色で「ここだよ!」と親切にマーキングがしてある。親切に道案内もしてあるとあればこれは食べない手は無い。

どうでしょう皆さん、この二月、武蔵小金井に来たら絶対ごはん処「しなの」に寄ろう!












ごはん処「しなの」HP

〒184-0004
東京都小金井市本町5丁目12−15
042-385-4772

| fabricio zukkini | 食べ物 | 23:45 | comments(7) | - | pookmark |
餃子通信春休み特別号
皆さんこんにちは、なぜかこのときだけは「ですます調」になってしまう、お待ちかねの餃子通信がやってまいりました。

1月22日に「KGB(関東餃子ボーイズ)大新年会」と称して恵比寿の普通の居酒屋で行った餃子鍋パーティーも大成功。簡単ではございますが報告をさせていただきます!
過去最多12名の参加者に「石を投げれば日大生かKGBに当たる」もいよいよ現実味を帯びてきており、出来れば謝って済むKGBに石が当たってくれ、と祈りながら毎朝投石する僕です。

2階フロアーを占拠する12名の姿が奇妙に見えたのか店員が「こ、これは一体なんの集まりですか・・・?」と聞いてきたので「餃子を楽しむ会です」と答えたらば返ってきた答えが「うちは大したことないスよ・・・?」だってよ。そうかもしれないけどそれはどうかこれから食べんとするお客さんに言わないでくださいよ、小林さんよ。

餃子鍋はとんこつ風味のスープの中に、餃子が白菜に紛れて沈んでいる感じ。とんこつスープの中に入った餃子と白菜の同化具合がすさまじく、餃子と思って食べたのが実は白菜で、あのときのパニック具合は麦茶と思って飲んだらジュースだったときのようでした。




※見分け方ワンポイントアドバイス:「光合成をするのが白菜、美味しいのが餃子」


焼き餃子も一応注文。大晃大飯店の3倍美味しかったよ、小林さんよ。
餃子は薄皮。「薄すぎて向こう側が見えるぜ!」と、何も無いところに箸を持っていってスカスカ空振りしていた参加者の今後が心配です。





餃子通信は今回特別に号外としてペーパー化し、参加者の皆さまにお配りいたしました。
それをさらに今回特別に電子化し、インターネットの住民にもお見せしたいと思っております。
紙でほしい!という方が居たら今回だけ特別にこいつをプリントアウトしてお渡しすることもやぶさかではありません。(特別が特別を呼ぶ、これぞ特別の相殺!)


【餃子通信 号外】
※学校や地区の掲示板、目に付くところにどんどん貼ろう!(ただしつかまってもこのブログだけはゼッタイ教えるな!)






次回は春に文京区で花見を行う予定です、新たな参加者をお待ちしております!!
| fabricio zukkini | 食べ物 | 21:35 | comments(4) | - | pookmark |
餃子通信 特別号
KGBという活動をしております。意味は「関東餃子ボーイズ」です。自分のHNやブログタイトルもそうですが、なんとなしに考えたもんが意外とあとになって重要になるという事態によくぶち当たり、そういう意味ではKGBという名前に多少の後悔もあります。
mixiのKGBコミュニティにて参加者を募り、集まった6名の方と先日「餃子ワゴン」という形で一台のワゴンをレンタルし、かねてからの願いだった宇都宮への遠征を実施いたしました。ラブワゴンを模していることについてはうすうすお感じでしょうが、あのように途中看板もって乗り込んでくる参加者も期待しておりましたがそんなことは一切無く、6名でいって6名で戻ってきました。
行ってきた場所は宇都宮の餃子食べ放題。餃子竜宮城と呼び、勝手に伝説化しているお店です。KGB史上もっとも金と時間をかけた今回の餃子行脚。その活動報告の前に、その竜宮城および自身の餃子ヒストリーを簡単に書かせていただければと思います。

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大学一年のころ、当時暮らしていた学生寮(このブログでは「」としてご紹介しておりますが)の「塾旅行」なるバス旅行で行ったのだが宇都宮〜日光〜鬼怒川のゴールデン・栃木ライン。その一番最初、宇都宮に到着し昼ごはんを食べた場所が今回ご紹介する通称「餃子の竜宮城」であった。
当時まだ餃子なんて「皮の中に具を入れて焼いただけだろ」って感じで特別意識したこともなかった頃。やたら広くてド派手な装飾のなされた中華風のフロアーに案内されるとそこにあったのは異様な熱気に包まれたたくさんの丸テーブル。我々の団体が予約されているところ以外全て満席。そのどれもが皆餃子をつついている。
おどおどしながら座ったテーブルに、無言の店員によって山のように次から次に運ばれてくる膨大な量の餃子。何も聞いていなかった俺は当然戸惑う。

「な、なんですかこれは・・・あ、悪趣味です!」
「ふふふ、リラックスしろよ」

それまで餃子なんて量の割には生意気な値段のするちょっとスカした野郎だとしか思っておらず、たまに行くラーメン屋でも積極的にたのんだことなど皆無。お店に限って言えば「餃子は1、2個、大人に分けてもらうもの」そういう考えでいたのである。無論自宅で量を食べるときもあったが、そんなものは母親が近所のAコープで買ってくる「七味八珍」ぐらい。大した味ではなく好物にはなりきれない。

「食べ放題だよ」
そう言われて初めて値段だとか量が少ないとかいった諸々のマイナス要素を抜きにきちんと餃子の味に向き合った俺。5個、6個、、、10個、、いままで踏み入れたことの無かった《Zone》に足を踏み入れると、その美味さについに覚醒、「これは皮の中に具を入れて焼いただけのシロモノではない!」と大興奮。残念ながら実際には皮の中に具を入れて焼いただけのシロモノだったのだが、《いや、包まれているのは俺たちだ・・・》と甚くカンゲキ、それからすっかり虜となった。

「餃子の王将」が大学の前にあったのも俺の餃子好きを後押しすることとなった。餃子の王将明大前店は当時確か餃子定食が450円。ちなみに今でもあるかどうかわらないが「明大丼」という謎の食い物があって、それを一度頼んだ同じクラスの遠藤ってやつが「ゲロにしか見えないな」と言って以来、本当にゲロにしか見えなくなり誰も頼めなくなったシロモノがあったのだが現役明大生の方が居たら確認してほしい。
このような近さと安さ、そしてボリュームのトリニティにより、餃子と俺の親密性は高まるばかり。
《いや、皮が包もうとしているものはもっとデケえもんだ・・》このような形で餃子信仰は危険なほどに強まるばかり。ついに就職活動シーズンには会社説明会に足を運ぶほどに。
後に餃子の満州で「それ、餃子三人前スよね?」と冷静に突っ込まれた「餃子定食と餃子1人前」のスペシャルはこのとき開発され、餃子はいつしかコロッケ、サラダ巻き、ミートボールを追い越し好きな食べ物トップ3に並んでいた。


好きになればなるほどどんどん欲張りになって行く・・・・もっと会いたい、もっと量がほしい、できれば安く、、、恋愛だってそうじゃないでしょうか?どうなんでしょうか?
そんなとき、いつも思い出すのがかつて行った大晃大飯店の食べ放題。豪華絢爛、煌びやかな入り口、そして同じように黄金の装飾で飾られたとてつもなく広大なフロアーにはたくさんのテーブル。そこは各地からやってきた団体旅行客で埋め尽くされ、その熱気がまた食欲を加速させる。

《竜宮城や・・・あれは餃子の竜宮城やったんや・・・・!》

その後俺は寮を出てしまい高円寺へ。あのお店が一体どこだったのか完全に分からなくなってしまった。名前はおろか、場所が宇都宮だったことまで完全に忘れていたほどに。
社会人になり、餃子の食べ放題というものが都内でそこそこの値段で楽しめることを知ると、それから後は大晃大飯店の代わりを探す旅路。占い、神頼み、相談、、、、どれも全部試した。言い知れぬ寂しさからついにKGBという団体を組織し、餃子の王将、ミンミン、万豚記、、、色々行ってはみたがあの広大なフロアー、煌びやかな装飾、あのスペシャルな感覚とは程遠く、味と量では補えない何かが俺の中に常にくすぶっていた。

「餃子の竜宮城が・・」とうつろな目で語る俺に、ある日KGBのメンバーの方が一言、「大晃大飯店では・・・?」


******


【大晃大飯店へ行ってきました】

大宮駅に朝8時集合。大宮で借りたレンタカーに乗り高速道路で宇都宮ICを目指す。
渋滞などを考え少々早めの集合にしたのだが、岩槻ICから宇都宮ICの間大した渋滞も無く9時に出発してついたのは11時前。結構快適なドライブであった。リュウグウノツカイことカーナビの指すとおりの時間で無事到着。



 


毎度の傾向ではあるが参加者は俺以外、うちの嫁も含めて全員女性という環境ホルモンの影響を強く受けた構成。俺もたまに女々しいところがあるので、その辺を四捨五入すると、もはや実質全員女性だ。というわけでこの日は全員女性だった。
車の中はさながら女子会か・・・!と身構えたがよく考えたら俺は男なのであった。






夢にまで見た大晃大飯店。通称「餃子の竜宮城」。このたたずまい、確かに10年前みた光景である。あの当時から変わったところといえば、俺の笑顔がくすんでしまったことぐらいで、あとはなんら変わらない。





はやる気持ちもあったが着いた時間が10時45分。門番に聞くとまだ開城せず、とのことで竜宮城周辺で栄える城下町を見物に。





ご覧の通り押すな押すなのかなりの賑わいで、噂によると一日で億単位の額が動いているとか・・・(いないとか・・・)





それも納得、壊れた将棋盤、空の日本酒のビン、錆びたナタなど、今市場で軒並みショートしている引き合いの強い商品がピンポイントで揃っており、訪れたバイヤーの心を激しくくすぐる。中には中東系のバイヤーの姿も。(後に勘違いだと判明しました失礼しました)





特に充実していたのが「誰が書いたか分からないサイン」のコーナー。
これなんて「森本純子さん」に向けて1975年に書かれた誰のだかまったくわからないサインなのだが、売ってる人に聞いたら「うーん、有名な人だよ〜」としか言ってくれない。値段は100円。ならば聞くのは野暮だ。それにしても森本純子さん、自分宛のサインを売るなよ。森本純子さんよ。





「但木様」あてに書かれた、これまた「有名な人だよ〜」らしいサイン。有名だからサインをするのはバカでも分かるのでその説明は不要だ。
名前のほか、「あの日の朝に」とまで書いてくれたのに売る但木様。





そんな中俺が買ったのがパテックスハイと千代の富士のダブルネームしおり。丁度千代の富士のしおりがほしいなあと思っていたところだったのでめちゃくちゃラッキー!
二枚入り100円という破格の値段に思わず2セット購入。


【いよいよ大晃大飯店へ】





一人1,050円。焼き餃子は食べ放題、それにスープとチャーハン、杏仁豆腐がセット。それに蒸し餃子がなぜか一人2個だけついて来る。スープとチャーハンがおかわり自由だったか、おかわりする前に満腹になったので未確認。これなら1,050円はまあそこそこではないだろうか。





入り口の必要以上な二重アーチ。10年前の豪華絢爛まばゆいばかりの装飾は健在だ。もうちょっとキラキラしていたような気がしたが、まあこんなものか。





食は広州にあり。なので、ここにはない。
「だがスタミナは面倒見るぜ」
みたいなメッセージを敏感に読み取る。





フロアーに案内されるもさすがにオープンしたてとあって誰も居ない。
「なんか暗いな・・・」という感想が方々から。エコ意識の高まりか、照明は最小限。なんだかものすごく暗くてどんよりしていた。
天井や壁には黄金の装飾の名残が散見されるが、どれも色がくすんでおり古いお寺のような雰囲気。これから元気出してガッツリ食べるっていうのになんだか、厳粛な気持ちになる。
荒涼とした、というと失礼かもしれないがこの広さにはそんな表現が似合う。





かつて感じた竜宮城のような煌びやかな雰囲気はかなり消えうせていた。劣化したのか、はたまた・・・・元からこうだったのか・・・・
竜宮城と喧伝していた俺に、冷たい視線が浴びせられる。

「も、もっとすごかったんだぜ ワ、ワロスっ!」





トイレに行く途中、ゲームコーナー。
そして便所はあちこち壊れていた。





料理が到着。餃子は外はもっちり、中ももっちり。なんつーか、全部もっちりだった。味はまあ普通だ。
どういう焼き方なのか、油の量がいささか多いようで、我々は「お酢で油を洗い流す」という食べ方を発明、たれをつけてもつけなくても同じ味がする!と大評判。
後日「着火材」というあだ名が。





ならば、ならばチャーハンはどうだ!不思議なことに、チャーハンももっちりしていた↓
パラパラとは程遠く、普通のご飯に近い食感。どちらかというとおこわに似ている。





スープももっちりしていたらどうしようと恐る恐る食べてみたがスープはさすがにサラサラ。
みなさん、大晃大飯店のスープは美味しいですよ!





梅ザーサイなる珍味もあったが、我々がテーブルに着く前からずっと置いてあったのを全員知っており、誰も箸をつけない。
チラリと横を見る。隣の予約席にはまだ誰も来ないうちにもうサラダが用意してあり、虫が止まっていた。

「ゴクリ・・・・」

かつてスラムダンクで三井寿がチームメイトの木暮にこう評されていた。
「後悔の念が強い分、あいつは過去の自分を美化し今の自分を責める傾向にある」


いや、大晃大飯店をもって宇都宮の餃子を語ろうなどという乱暴なことはしない。ここは大衆向けのごくごく普通のドライブインのようなところだ。なので「宇都宮餃子」というくくりでは決して語るものではないことだけは言っておきたい。
かつて食べたあの餃子がかなり美化されたものであったこともあるが、それ以上に大晃大飯店を求めるあまりに、その後東京で散々食べ歩いた色んな餃子によってすっかり舌が肥えてしまっていたという皮肉に、かなりショックを受けたのは間違いない。
「東京の食べ物屋さんってレベル高いですもんね」というご意見、確かにそうである。

「餃子なら何でも好きだ」「好きなら全部愛さなければうそだ」そんなえらそうなことをいっていた時期も確かにありました。よりによって餃子好きになったきっかけのお店によって「そうでもないな」ということに気づいた悲劇。
思わず放心状態になったよ!


12時には食事終了。えっ、もしやこのためにわざわざ宇都宮へ連れてこられたの・・・・?!という事実を認めたくないため「じゃあ、予定通り日光へ行きますか・・」と、さも《最初から日光目当てだったぜ》のような言い方で逃げるように大晃大飯店を去る。

「おい見ろよあの車、大晃大飯店から出てきたぜ!」

後方から、そんな地元車の声が聞こえてきたような気がした。


| fabricio zukkini | 食べ物 | 14:06 | comments(4) | - | pookmark |
総菜、その後
中野に住んでいた頃によく行っていたスーパーでは、売れ残りの総菜が翌日の弁当の具になっているということが多かった。
よくよく見直してみると実はその総菜ですら前日売れなかった生鮮食品の二次加工であったりして、「見破ったり!」と微笑むとともに妙に安心したものであった。
素材として人気のないものがこうして人の手や他の食材の力を借りてカムバックする様は実に頼もしい。
「この弁当が人生の終着駅なんやで・・・」
そう囁き合うように「ヘルシー弁当」なんていう、パートが5秒で考えたような名前の弁当の中で肩を寄せ合う謎の野菜の天ぷら達を見ると、本当はチキンカツが食べたいのに、なのにソッと手を差し伸べてあげたくなる。


随分前のことだが、ザッピングの最中、シンスケの番組でIZAMと吉岡美穂を観た。そこで観たのは生鮮食品もビックリの芸能人の三次加工。
今まで芸能界にも出産→ママタレ、スポーツ→ヨゴレのJobチェンジ的二次加工は幾例もあったが、とうとうとっくに廃棄処分になったお惣菜がゴミ箱から引っ張り出される三次加工の時代へ突入とな。
IZAMはソテーになり、吉岡美穂には大げさな中華の味付け。素材のうまみなど関係無く、そこに食感さえあれば良い、完全なる化学調味料のお味。
シンスケ司会者の「ニーズや、仕掛けや」の指示通り、IZAMは恐妻家になり、吉岡美穂は冷たい妻を指示通りに演じきり、スタジオの《プロデュース大成功!》の爆笑に手応えを掴んだシンスケ司会者は「ニーズやでえ、仕掛人やでえ〜」と自分の手腕にご満悦。
こちとらポカーンで、こら放送事故やろ、、、って具合に、久しぶりに中学生日記レベルのお寒い芝居を延々見せられたのだが、ご覧になられた皆様はいかがお考えだろうか。

古くは電波少年、そんで小室プロデュース、最近だとエンタの神様だろうか。シンスケ司会者のプロデュース暴走はこの流れ上にあるように感じる。
なんというかこう、「材料はなんでもいい、化学調味料で何でも味は整う」みたいな考えがあからさまに見えるものが多過ぎて素直な気持ちで観ることが出来ない。
なんかいけ好かないんだな、あの、なんていうのかな、とてもうさん臭い「仕掛人(笑)様」が暗躍するやつ。


ああいかん、今日は大好きなスーパーのお弁当の話をするはずだったのが何の拍子か全然違うお話になってしまったのだけども、本当に言いたかったのは、あんなに不良在庫流用の凄まじかった中野のスーパーでさえ、さすがに賞味期限の切れた食材や元々食用でないものは入っていなかったってお話。
やっぱり食の安心安全、とても大事ですね。

【お知らせ】
リンクにDJ団地妻を追加しました。
リンクに東京ノスタルジー案内を追加しました。



| fabricio zukkini | 食べ物 | 19:54 | comments(0) | - | pookmark |
月刊餃子通信 5月号
すっかり春ですが、皆様餃子はきちんと摂っていますか。何か餃子ばっかり食ってると思われているようで、会う人会う人「餃子食ってますか」って言われるのですが実際俺はそうでもないです。俺がよく食べるのはコロッケ、とん汁です。

そんな中、大変報告が遅くなりましたがまたまた懲りずに餃子の食べ放題に行ってきておりますので、餃子好きの皆様の為にそのレビューをしたいと思います。どうか役に立てて感謝して下さい。
なお、ご存じない方がいらっしゃればKGB(関東餃子ボーイズ)というコミュニティで活動予定が発表される最新のシステムを構築中ですのでどうかご参加下さい。


【蒲田/長興】

もう随分前、2月の27日のことですが、大田区蒲田にある「長興」にて、餃子の食べ放題へ行ってきました。
調べれば調べるほど、蒲田に餃子の名店が多いことに最近気付き、ならば近いしここをもっと開拓しよう、というのが狙い。苦労して遠くに行けば美味しいものが食べられる、というのは完全なる気のせいなのです。人が動けば地球に迷惑、エコの観点からも手近な所でなるべく済ませたいものです。
蒲田には「歓迎」という有名なお店があり俺自身も二度行ったことがあるのですが、何故か二回ともあまり歓迎されなかったことと(二度あることは三度あるといいますし・・・)あくまで食べ放題に行きたいということで今回は見送り。というわけで蒲田攻略最初のポイントとなった「長興」の食べ放題、簡単にレビュー致します。

値段は、餃子食べ放題付き中華コースが1,980円〜、飲み放題付きでプラス980円ということで、餃子の王将水道橋店が2,800円(男子価格)であることを考えればごく普通の価格と言って良いでしょう。
しからば内容は?!という皆様には32京2000兆画素のデジタルにもほどがあるデジタルカメラで鮮明な画像(映り込んだ地縛霊の毛穴も見えるほどに)を撮影して参りましたので参考にしてください。




ほどなく料理登場。餃子以外に合計6品の料理が出て来て、なお且つ本格的な中華レストラン故に味はかなりのもの。
通常こういうイントロ的なものに対しては、サビである餃子が出てきたときにあまり食えなくなるのを恐れ、互いに「どうぞ、どうぞ」と牽制し合うのが常ですが、この日はそんな競輪選手のような、素人にはとても分かり辛い地味な駆け引きもなく、ガンガン料理が減っておりました。





飲み物はビールは当然のこと、今回の注目ドリンクはワイン。ワインを飲みながら餃子という、あとはもう5億円さえ貰えれば何も要らないというほどの贅沢を味わうことが出来ました。最高です。
※自分の結婚式のときにこういう「ワイン越しに見える未来・・・」的なカメラ演出を芸術志向の強いカメラマンに何度となく強制されとても嫌でした。





その日の陰の主役と言われたのがこの唐揚げ。これがめちゃくちゃ美味かった!
ライブで対バン相手のファンをごっそり奪っていくかのように、このお店での俺の思い出は正直言ってこの唐揚げのことばかり。ニンニクのワイルドさ、それでいて唐辛子の危険な香り・・・最近会ったら食べるだけの関係になりつつある餃子クンなんかとはもう別れようかしらと、真剣に考えたことも・・・。





というかこの店はね、餃子食べ放題を標榜しているのに、頼んでも頼んでも全く餃子の野郎が全然出て来ないのですよ。それにチャーハンとかスープとか、どれも美味しくて餃子のことなんてみんなが完全に忘れてしまっていたって、それはもうしょうがないよね。





どんどん食べ進む。
何か大事な人を待っていたような気がしたのだけどそれがなんだか思い出せずに大好物の唐揚げ、チャーハン、ほうれん草を上手く味付けしたやつなどを食べたことだし・・・、「ようし、お目当てのほうれん草を上手く味付けしたやつも食べたしそろそろ・・・」と、席を立とうとしたそのとき・・・・





「おまたせ!!!」

ってもう腹一杯やがな!


感想:唐揚げがとても美味しいお店だった。


****


【御茶ノ水/万豚記】

万豚記は中華レストランのチェーン店。先週末行って参りました。
焼き餃子だけを食べていては偏った大人になってしまうという危機感(理系型、文系型のような)から、今回は積極的に水餃子を摂ろうということで、水餃子の食べ放題をしているお店を幾つかリサーチしているときに万豚記を発見。
特にこの餃子6種食べ放題というコース内容は、前回餃子のことをすっかり忘れて唐揚げに心を奪われた自分への戒めも込めてのチョイスだと思ってもらいたいです。(全店舗食べ放題をやっているわけではないので近くのお店にお問い合わせ下さい。)
こういう具合で、参加して頂いた皆様には内緒だったですが俺だけ一人復縁的な態度で挑んでおりました。

※デジタルにもほどがあるデジタルカメラを忘れ、この日は参加者の方からお借りした2〜30画素ぐらいのカメラの亜種で撮影したためとても画像が不鮮明で大変恐縮しております。




餃子6種類の内訳は、大焼餃子、やみ付き焼き餃子、紅イモピリ辛餃子、水餃子、揚げ餃子、担々餃子の6種類。今まで色々なお店に行ったけれども、今回初めてだったのが食べ物はこれ以外に一切無しということ。完全に餃子との一騎打ちですね。

6種類の餃子が一気に食べられる機会なんてそうそうあるものではなくとても興奮。
参加者5名に対して餃子6種類。これは明かに合コンです。全体未聞、お持ち帰りも視野に入れた餃子との合コンです。興奮しているのはただの発情期でしょうか。





そんな中俺が第一印象で気に入ったのが「担々餃子」。子がついているけど女性ではなくただの食べ物です。
jpgの亜種なので分かり辛いと思いますが、一番左奥に映っているオレンジのソースの掛かった餃子がそれ。めっちゃかわいいわ。好みや。ディズニーランドいきてえ。
焼き餃子や揚げ餃子、紅イモ餃子には目もくれず、一次会から担々餃子に猛アタック!
「あとで携帯番号教えてください」って言いながら食べました。





当然だけど餃子しかないから皆ずっと餃子ばっかり食べているわけです。これぞ餃子づくし、餃子食べ放題!
前回は餃子のことをすっかり忘れて唐揚げのライブなんかに行っちゃったわけなのですがこんなに餃子がアピールしてくるのではたまらない。
こうして誰にもバレずに、無事餃子とは復縁を果たしました。みんなありがとう。
万豚記、気になるお値段は90分2,000円と格安。興味のある方、是非、最寄りの万豚記へ。2名から可ですよ。

なお、餃子食べ放題に参加したい方は常に大歓迎です。次は聖地/宇都宮へ行こうと思います。苦労して遠くまで行けばそこには必ず美味しいものが、ある!

| fabricio zukkini | 食べ物 | 19:54 | comments(7) | - | pookmark |
こんなコンビニが
仕事で行った埼玉の奥地。辺りに何も無い工業団地エリアで昼の12時を迎える。
昼飯をと思ったのだが周りには何も無く、何かありそうな国道沿いまで行くには少々時間が掛かりそうな雰囲気。なにぶんもの凄い田舎で国道沿いのチェーン店の気配すら感じない。
午後1時にはこの近くにある工場に入らねばならずあまり長い移動はしたく無い。ここに来る途中に何軒か素通りして来たのをもの凄く悔やむ。ああ同じようなことが過去にもあったような・・・・

「コンビニならあるだろう」

コンビニ弁当を車の中で食べるのがあまり得意ではなく、何かきちんと食べた気にもならない。かなりの確率でポロポロこぼしてしまうし、あの狭い空間の中でチマチマと弁当を突く様は心地よいものではない。食べ終わったときに何か妙に虚しい気持ちになる。
こういうわけでコンビニは毎回ファーストチョイスにはならず、従って今回のような避けられない事態を前にしたときにだけ、コンビニの出番となる。
車を走らせて数分でコンビニを発見。現れたのはヤマザキショップ。このエリア特有の駐車場の広さに「一眠りできそうだ」と安堵のピットイン。

ただこのコンビニ、何か変なのだ。
お昼の12時だと言うのに駐車場はガラガラ。俺の車が1台停まっているだけだ。通常であればこの時間のコンビニには作業員を載せたバンとかトラックの休憩場になっているか、俺のような外まわりの営業マンがマヌケ面で居眠している場所になっているはず。

「このコンビニは何か臭いますな」

店に入ってみるとやはり客は俺一人。店員も一人、パートのおばさんが入って来た俺に「ビクッ!」とする。えっ!みたいな顔。この方、接客業にあるまじき思想の持ち主であるようだ。
そして妙に元気の無い声で「いらっしゃいませ。。。」とポツリ。その言い方、何か非常にこう、申し訳なさそうな感じがにじみ出ていて、はてな一体何の事だろうかと店内見渡して3秒。眼前に広がる驚愕の光景に俺は「なるほどね!」と心の中で叫んでいた。

それは店内に飾られている二台の大型バイク。まさかまさかの、ハーレーダビッドソンであった。レジの奥に結構なスペースがハーレーダビッドソン専用に確保されている。よく観るとハーレーだけでなくミニバイクも数台置いてある。なんかもうその置き方たるや、「どうやコレ!」みたいな感じでシャクなのでとっさに目をそらして気付かなかったふりをしてやった。
このコンビニ、目の前に小学校がある関係でか、○○小学校用上履き/体操着コーナーなるものが設置されているのだが、実はそここそがハーレーダビッドソンコーナーを兼務なさっており、ハーレーのまわりを上履きが取り囲むという妙な光景がそこには広がっていたわけである。なによこのコラボ。





さすがに店員の真横でハーレーの写真を撮るのははばかられ、店を出た後外側からケータイでパシャリ。非常にみづらいかとおもうが、後ろ向きに2台停まっているのが分かるだろうか。
俺はバイクにはあまり詳しく無いのだが、察するに右がハーレーで左がダビッドソンじゃないかなあ、なんかそんな感じする〜。
(昔は入り口が二カ所あったようだが、今はこうして完全にハーレーとダビッドソンの2台によって封鎖されている)

そんな具合で入り口にいきなり先制パンチを食らったのだが本来の目的はこんなオモシロコンビニを発見することではなくあくまで空腹を満たす事。午後イチで大事な商談が控えておりこんなところで緊張感無くへらへらしている場合ではない。
さっさと弁当買って駐車場で食って仮眠をとってガム食ってGo、と行きたいところ。
なのだが、探せど探せど弁当が無い。総菜パンは置いてあるのだが肝心の弁当が無いのである。
見当たらない弁当コーナー。それもそのはず。何とコンビニエンスストアにとって主力商品の一つであるはずのコンビニ弁当が和菓子コーナーなんていう店内の辺境地域に、しかも大変ミクロなスペースで設置されているだけなのである。
その日はたまたま顕微鏡を持っていたから分かったものだが、これは肉眼では到底発見できないレベルの小ささでまあ、また、大げさにいっちゃった。
んでもっと信じられないのがこの弁当コーナーにはたった一個の弁当が置いてあるだけだということ。たった一個ですよ。

手っ取り早く写真でお見せしよう。
これが「弁当・サンドウィッチコーナー」と書かれた一角の全景である。弁当が置かれていたのは今まさに何も置いていない黄色いエリア。この小さなスペースがこの店の「弁当コーナー」だというから驚きだ。昔何か悪い事した人の墓か!



ここには間違いなく弁当一個しか置くスペースは無い。そして当然のように弁当は一個だけしか置いて無く、思いっきり「牛丼」と書かれているにもかかわらず置いてあったのはまさかの



「いか天おかか弁当」

牛とイカは確かに尖った感じとか似てるしまあ、、おっと、良く無いぜ。
しかしまあ普段なら絶対に買わないこんな冴えない弁当なのだが一択とくれば話は違ってくる。これで390円。サンクスだったら満腹ノリ弁が堂々と買える価格である。渋々手に取りレジを目指す。
最初に見せた店員の申し訳なさそうなあの顔・・・・、この事だったのか!

それにしても大のコンビニが(大の大人が的な意味で使っております)弁当コーナーにイカ天おかか弁当一個とはこれイカに。ハーレー置くスペースはあっても弁当置くスペースはありませんと。結構、結構。これは全腹ぺこに対する挑戦状であろう。
なので会計時、半分は単純な疑問として、また半分は皮肉として「弁当は一個だけしか置かないのですか」と聞いてみた。

「ええと、基本的には。

基本とあっては口出しできない。てっきり何かを想定したコンビニの応用型、つまり特殊仕様なのかと思ったらこれがこのお店の基本だったわけだ。ふうんそう、と質問しておきながら然したる反応もせずに店を出る。
車の中で食べたいか天おかか弁当が以外と美味しかったのが無性に悔しかった。

食べ終わった弁当のゴミを捨てようと思ったらゴミ箱が無かった。ハーレー置く勇気はあるのにだ。


そして2時間後、商談を終えた俺は再びあのコンビニへ向かっていた。目的はあの弁当コーナーがその後どうなったのかを確認する為。
弁当が補充されているのかどうか、されていたら一体どういう弁当なのか、それを確認せねば都内へ戻れないと考えたからだ。

案の定であるが、弁当コーナーは当然のようにスッカラカンだった。あの後補充されたのをまた誰かが買ってこうなっているのかもしれないが、この店の有り様を見ていると「ずっと補充されないままだった」という可能性を考えたくなってしまった。
俺が店内に居たとき、また駐車場で休憩している間、客は僅か3名だけだった。どちらも弁当を買った形跡はなく、うち1人はトイレを借りに来たのだが、「ありません」と言われてそそくさと帰って行っただけの人だった。しょうがない、ここには上履きとハーレー以外何も無いのだ。

店員が先ほどのおばさんから経営者と思しき中年の男性に変わっていたので、お茶を買うついでにレジで聞いてみた。先ほど同様、半分は単純な疑問としてだが、残りの半分は正直茶化す意味合いもあった。

「あの、何でお店の中にハーレーがあるんですか」

一瞬驚いた表情をしたのち「ああ、はい」というと店員は「飾りですね。基本的には。

基本が飾り、じゃあ応用で運転してんのか。なんか逆じゃないのか。
とにかく変なコンビニだったのでまた行きたい。

| fabricio zukkini | 食べ物 | 21:04 | comments(9) | - | pookmark |
月刊餃子 09年12月号
12月5日に開催したのに今頃になったのにはわけがありまして、ただでさえ忙しい年末なのに、その間隙をぬって書いていた記事が停電で見事に消えてから急激にやる気を失ったのです。
そういうことです。

****

KGB(関東餃子BOYZ)という寝起き3秒で思いついたような組織がいつの間にか正式に活動組織化し、調子にのってコミュニティも作ってしまいまして、ならば早速活動をと焦って開催したのが12月5日のGB(餃子バカ食い)。
場所はもはやお馴染み、名門の餃子の王将水道橋店。参加者6名(初参加2名含む)で20時40時からスタートしたわけですがいやあ今回も大成功!(ただ食うだけの集りに失敗があったらむしろ教えて欲しいぐらいですが)

メールなどで「いつもブログ読んでます!オフとか参加したいです!」とか言ってくるヤツに「今度餃子どうですか」って、よかれと思って誘うのだけど「いや・・・・そういうのはちょっと・・・社交辞令ダシ・・」って貴様ら俺に恥をかかせるな!冷遇!冷遇決定!お前らは冷遇だ、冷凍餃子をそのまま食え!ということです。
その他特記事項としては、ズッキーニさんの奥さんのズッキーナさん(なあに、アッキーナのようなものです)が参加したことです。とても,やり辛かったです。

それにしても今回はなんといっても20時40分という、餃子を食うにはいささか遅いと思われる開始時間の部分に皆様の熱い視線が注がれていてきっと今頃モニターに二つの穴があいている事でしょうから説明したいと思います。
某テレビ番組が餃子の王将を取り上げてからと言うもの、関西お笑い芸人大好きな関東の方々の食いつきようは凄まじいものがあってですね、テレビで見たネタをそのままお店の中で話題にするという大変痛々しい光景を伴いつつ、近所の王将でも遂に王将の餃子を食う為だけの行列が出来るという珍現象が見られるようになっているというのをまずはご説明しておきたい。
つまり水道橋店もこれと同様の理由にて今まで余裕で予約の取れていた二日前には「全席予約で一杯です」という店長の松なんとかさんの強気な回答が出てくるほどに大盛況なわけです。
しからばと、大学四年のときに王将の会社説明会に出席するなど決してにわか餃子ファンでないこと、一万年と二千年前から愛していることなどを懇切丁寧に説明したところ、店長の竹なんとかさんは「ワイも人の子、いや餃の子や。すなわち、餃子や。」と良くわからない前置きを頂いた後、「2時間食べ放題だと終わりが10時半の閉店間際なりますが、20時40分開始なら何とか」と言うギリギリの条件で許可を得た訳です。ありがとう梅なんとかさん。

【前菜】

餃子以外のメニューの充実が王将水道橋店「宴会コース」の一つの魅力。他所なら主役級のタレントがここでは前菜扱いです。
鳥の唐揚げ、エビチリ、堅焼きそば、回鍋肉に、トドメはキャベツと焼豚が混ざったヤツ!






どうです、餃子以外の5品も然るもの。餃子登場前のいわゆる前座がこの有様だと、後に控える餃子って一体何者?!というフリーザ前のドドリアのような雰囲気にもなろうものです。実際にそうなりつつありました。
どうです、キラキラしておるでしょうが。キラキラ。この感じはですね、内湯がやたら充実しているせいでなかなか露天風呂にいく気がしない温泉を想像してもらえれば分かるかと思いますよ。
ただ、よく考えて欲しいのです。かといってね、エビチリの食い放題が、回鍋肉の食い放題が、キャベツと焼豚の混ざったヤツの食い放題があったとしても、あなたはそれに挑もうと思うだろうか。正直俺はエビチリなら挑もうかなと思うけれども、あえてここは否という!つまり餃子の偉大さとはそこにあるかと思う訳だよ。


【餃子登場】




俺は餃子のタレは店が用意したものに従う派なのですが、この日は「タレ部」なる組織の部長さんが出席してらっしゃったもんだから他の人はみんなタレ部特製の酢+醤油調合タレを使っていたのだけど、「いえ」と毅然とした態度でそれを拒んだ俺が非常に孤立した訳なのですがどうせたった6人だし全然辛く無かった。







先述の王将を取り上げた某バラエティ番組にてご飯の上にタレを充分にしみ込ませた餃子をちょっとだけ乗せて食べることを「ワンバン(ワンバウンドの略)」として紹介していたのだけど、はっきり言ってあれはもう時代遅れ。王将各店ではいまだに若者が盛んに「ワンバン、ワンバン」と騒いでいるが、俺の話を聞け。(※ちなみに俺はワンバンなどと呼ばず、餃子を食べた後に間髪入れずにタレつきのご飯をかき込むアレを「追っかけ」と呼んでおりました)
餃子オピニオンリーダーとしてこれからの餃子トレンドを発表させてもらうと、これからは餃子と一緒にキャベツを抱いてタレに付ける「添い寝」が流行る。餃子人気にあやかったキャベツのお餃子様への枕営業的なストーリーもあるとかないとか、思いつきで書いたのでこれ以上詳しい事は書かない。

今回は「考えて食べる餃子」という「オシム餃子」を標榜して挑んだのですが、これはただ言いたかっただけなのでこれ以上詳しい事は書かない。

俺以外の参加者5名にアンケートを取ったところ全員が全員満足度500%で、オーバーした満足度400%分は電気に変えました。ありがとうございました。


【そして餃子に合うお酒No.1のアノお方が・・・】

そんな帰り道。
「おーい、おーい・・・」と我々を遠くから恨めしそうに呼ぶ声がしてその方向へ視線を落とすと・・・・




「おーい、おーい・・・」




「ここや、ここ・・・ケッケッケ、そうや、ワイや・・・」




ええなも様や・・・・」





「ふっふっふ・・・特に用は無いわ・・・」
 
気のせいかもしれませんが、何だかまだ中に沢山入っているような感じのふくらみ方でした。


※俺の家にまだこのお酒が沢山のこってるのですが、今回参加してくれた方の中で一名全て引き取ってくれるという奇特な方がいらっしゃったのでそちらに全てお渡しすることに決まりました。
(一年近く前に一個お渡しした方に関してはまだ未開封のまま残っているとのことでした)
ええなもは餃子に最も合うお酒だとここで高らかに宣言します!(棒読み)



| fabricio zukkini | 食べ物 | 23:22 | comments(4) | - | pookmark |
びっくりラーメン

びっくりラーメンっていうラーメン屋があるが一度もびっくりさせられたことがない。
初めて入ったときに店のご主人の挨拶が「・・・ゃぃ」って、蚊のおならほど小さくてそれに多少びっくりしたぐらいで、その他半年ぐらい通っているが別段びっくりしたことがない。
それともあれかな、一年ぐらい通ったある日、突然「・・・今まで黙っていたけど、よそから出前とってたんです」なんていわれるのだろうか。それは確かにびっくりですけど。 

昼の時間以外だと客もあまり多く無い店なのだが、客もすっかり引いてしまった昼の二時過ぎなんかにガラッと突然店に入るとテレビを観ていた店主が「・・・ぅぁ」ってびっくりすることがあって、ひょっとしたらびっくりってこれのことなのかと最近思い始めている。

| fabricio zukkini | 食べ物 | 20:41 | comments(5) | - | pookmark |







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