ぼくののうみそ-・x・

月に1度しか開館しない山の中の貨物鉄道博物館に行ってきたぞ
相変わらず電車の踏切の魅力に取り付かれている息子は、最近では個々の踏み切り名まで覚える始末で、近所の踏切を車で通るときなどは「○○○踏み切り!」と叫ぶなどして踏み切り愛は弱まる気配がない。
車移動の際はあえて踏み切りを通るなどしないと機嫌を損ねることもあるので極力踏み切りを通過するようにしていて正直面倒な部分もある。
そんな中、最近の観察の結果気づいたこととしては息子は踏み切りそれ自体も確かに愛でているようなのだが、特に踏み切りが閉まり、車が列をなし、そこに電車が通過するという一連の風景が特に好きなようで、その中でも貨物列車の通過に異常な興奮を示すようだ。

また最近ではそうした踏切ー貨物コネクションが飛躍したひとつの形なのか、息子は貨物列車自体にもただならぬ興味を示すようになり、結果クリスマスプレゼントとしてプラレールの大層な貨物鉄道セットを購入する運びとなったほどである。
そして貨物、貨物と連日連呼するほど息子の貨物鉄道への愛が本物であると分かったのと同じタイミングで三重県の山中に「貨物鉄道博物館」なるドンピシャな博物館がある事を知った。
調べるとその辺鄙な立地に加えて「毎月第一日曜のみ開館」とあり、その妙なストイックな生き様と博物館としてのハードルの高さには単純に心ひかれるところであるし、またそのHPから漂う「不完全さ(これはいい意味である)」といった、昨今の鉄道ブームにも関わらずあまり洗練されていない諸々は息子の為でなくとも行ってみたい気持ちになるというもの。

貨物鉄道、また鉄道一般の事は全くあかるくないものの、興味本位で足を運んでみた「貨物鉄道博物館」について書いてみたい。


*****




最近の鉄道関係の博物館が都心近くに大規模な施設を有し、またどこででも盛況な中、貨物鉄道博物館は周囲を山とゴルフ場に囲まれた、三重県いなべ市という割と慎ましい、平たく言うとド田舎でひっそりと月一回のみでひっそり運営を続けている。





立地のイメージとしてはこのような感じ。
付近の風景としてはこのような具合。落ち着くにもほどが有るサブ・アーバンな雰囲気しかそこにはない。




そしてローカル線・三岐鉄道三岐線「丹生川駅」に隣接する形で、建っており





周囲の景観を全く損ねることなく建つのが




やんごとなき貨物鉄道博物館である。

温かい手描きの看板、壁のイラスト。手作り感溢れていてとても安心する作り。
年季の入った小さな小屋に思いのほか多くの来館者の姿。月一回の開館日を狙ってここにやってくるファンが確かにいるのだ。




それにしても周辺の住宅地や駅と博物館の境界のあいまいさは目を見張るものがあり、これも本博物館の魅力であろう。
博物館にいる傍らで、真横を色鮮やかな三岐鉄道の車両が通るたび来場者は沸き立ち、館を抜けてカメラを向ける。




観光地やレジャースポットへ行くと本題に入る前にその周囲をジロジロ見てしまい時間を費やすのが悪い癖なのだが、でも周辺に面白いものがあることが多いのも事実。
博物館の周囲には割りと無造作に、退役した鉄道車両が置いてある。




ここに収蔵されている車両4両は「大正から昭和の技術的に貴重な貨車」として登録されている。のだが、結構フランクに中に入れたりして貴重なくせにかなりフレンドリーなヤツである。




説明もなく置かれたこちらの貨物車両、男の背中を感じさせるたたずまいはどうだろう。
博物館のものかどうかも分からないが、こんなに無愛想な展示車両が他にあるのだろうか!




詳しくない人間でも突然、無防備にこの様に列車が置かれているのを見ると興奮してしまうもの。
鉄道に詳しければもっと具体的に「アレがコレで、ソレがアレやあ!」等と興奮できるのだろうが、ただ大きな乗り物を見て興奮する子供と同じように「うわー、大きい、すごい」とアウアウ喜んでしまうジジイです。




中はこんな感じ。
倉庫感が甚だしいが、中にはスペースの関係で色んなものがギッシリ詰め込まれている。




ジオラマは標準装備として、子供たちに大人気。




その中に分け入るジジイとしては、看板のセンスにキラリと光るものを感じて撮影を禁じえない。




聞けば全てボランティア運営だそう。
近隣の方だけでなく、関西やもっと遠方から月に一回集合してこちらの運営を手伝うのだそうだ。
館内には合計3点の力作ジオラマがあり、子供たちを楽しませる。





こちら20円を入れても稼動せず、係りの人を呼んで手渡しで20円払い、手動でスイッチ入れて貰わねばならない遊具。




色んなものが無造作に置かれているので実感が沸かないのだが、




これらは2011年度産業考古学会推薦産業遺産「貨物鉄道博物館の保存車両・資料群」として登録されているのだそう。




そうした徳の高い一面もありながら子供が遊ぶスペースもあり、一部のマニアを対象にした排他的な雰囲気は全くない。




物販も充実。参加費100円払えば、館内で蚤の市スタイルで出展が出来るそう。
それ以外にも貨物鉄道博物館オリジナルグッズが充実していた。




幾つか買ったがコレが一番気に入っている。

こんなに朴訥なプロマイドがあるだろうか。
ド素人なので認識の甘さ、また表現が拙いのはご勘弁願いたいがこれっていうのは電車と電車の間の部分ではないのか。V6でいうと長野クンではないのか!編成単位でなく、ソロ活動もきちんと取り上げる愛。例えばジャニーズには長野クンのソロ活動をバックアップする覚悟はあるか?!なかろうが!

いやはや、モノの価値は様々だが、松屋の定食は+100円で特盛になるという。その特盛を我慢するたびこのプロマイドが手に入るのである。




「ディーゼル機関車 写真 1枚 80円」

かなり気になる表紙で輝きを放つ、手作りのフォトアルバムを発見。
先の商品と比べるとたった80円とは安いではないか。もしやこちらのほうがお得なのでは??とページをめくるが、




中から出てきたのは割とオッサンがメインの普通の記念写真的な一枚ばかり。
いやまて、乗り鉄、撮り鉄、録り鉄、駅鉄・・・・ド素人には到底想像の及ばぬ鉄道界の、その中でも特殊と思しき貨物鉄道界のことである。
鉄道だけではなく、それを操る「作業員のオッサン鉄」という、フェチズムの領域もすぐそこに捉えたコア・オブ・コアな世界もあるかもしれない。




「オッサン鉄、いいかもしんない・・・」

それはページをめくるたびに必ず写りこんでくる作業員のオッサンの、その味のある佇まいに徐々に引かれていく自分自身の素直な気持ちが何よりの証拠・・。




物品購入者には何故かMEIJIブリックの袋で渡してくれるのだが、こういうところも愛さずにはおられないポイント。
昨今の何が何でも自社商品ごり押しの、秘伝の儲け主義にどっぷりつかって4代に渡って注ぎ足されたようなレジャー施設には到底真似の出来ない奇跡のコラボレーションなのであるから。





この日は鉄道やその歴史に関する貴重な資料をスライドショーで説明する催しがあった。
単に展示するだけに留まらず、積極的に伝えていくのも博物館の役割のひとつ。
ボランティア運営とは言え、その辺りの努力には頭が上がらない。




ただ、1時間のスライドショーをするにはいささか画面サイズと発表者の声が小さすぎたのか、もはや関係者しか座っていない聴衆席にも睡魔の攻撃が!
スライドに出てくる資料がかなりマニアックで興味深かったことはお伝えしたい!




鉄道に関するスライドショーであるから、差し棒もプラレール。
先ほど紹介した子供が遊ぶスペースから調達したのだなあと思うと頬が緩むが、ご愛嬌なのである。






最後に「ついで観光」情報をひとつ。
この日は、この貨物鉄道博物館と(たぶん)同じ方々が運営される軽便鉄道博物館もすぐ近くで開館していた。
こちらは第1、第3日曜日の開館で、貨物鉄道博物館とセットで回られることをオススメしたい。




軽便鉄道、あまり聞きなれない名前だが簡単に言うと「安くて小ぶりで簡易的な鉄道」という事になるそうなのだが、詳しくはWikipediaで確認して貰いたい。(Wikipedia「軽便鉄道」)




そしてコチラではミニ電車に無料で乗せて貰えて最高。




見える景色はこの様に実に生活感溢れたもんですが、ご愛嬌。




鉄道の上を自力でこいで進むマシンも体験できたりして、こちらは体験型の楽しい博物館。




ボランティアの方々、本当にありがとうございます。


中部地区の皆様、興味があればぜひ一度貨物鉄道博物館、または軽便鉄道博物館へ足を運んでみてはどうだろうか。
こんなところに?!という驚きもあってとても楽しめますし、ドライブするにもなかなか良いエリアだと思います。


終わり
| fabricio zukkini | 旅行 | 17:13 | comments(5) | trackbacks(0) | pookmark |
伊豆大島の魅力 その2
例によって間隔が空くことによるモチベーションの低下が襲ってきたのだけど「その1」って書いた以上はその2も書くことにするぜ・・・・

そんなわけでせっかくなので前回サラッと紹介した伊豆大島のことをもう少しシッカリ書いてみたいと思う。

*****





到着して程なくして、実に味のある西洋風廃墟を発見。





近くにあったこの潰れた呉服屋と併せて、「廃墟シリーズ」とか言ってキャッキャいって撮影していたところ、





「ここが宿だよ」

そんな妻の、我が荊妻の一言により・・・・!この西洋風廃墟こそ俺が宿泊する宿であることを知るのである。





レンタカーは島内に幾つかあるが、宿の所有車をガソリン代込み、3000円乗り放題で借りることに。小さな島なのでこういうカートっぽさが良く似合う。


【カレーハウス 木里吉里】





昼飯に丁度良いカレー屋を目指し、貰った地図を目印に車で向かう。
ここに車道があるのかというレベルの狭い山道に、ためらいながらも車でGO。





場所を教えてくれた宿のおかあさんからも「ここを車で進んでいいのかと迷うけど、勇気を出して進んでください」と言われ、その言葉通りの物凄いけもの道をひたすら進む。





車に脇に生えた木々の枝がビシビシ当たっている状況だが、なんせUターンが出来ないのでそのまま進むしかなく、





段々細く険しくなりゆく山道にさすがにもうダメだろと思い始めた頃、





カレーハウス 木里吉里が出現!
完全予約制なのだけど、まずフラっと立ち寄れる場所ではないのでそれなりの覚悟が無ければここに来る人はそう居まい・・





高台にあるらしく、窓の外からは海が一望出来る。中は完全な世捨て人仕様。
どうでもいいんだけど、世捨て人は世以外は捨てずにリサイクルする傾向にあります。以上です。





3種のカレーを注文。
月並みっていうか、やる気がないわけじゃないけどこういう時俺は「マジで美味かった」としか言えない。
味の絶対的な表現するのが苦手なので相対的に表現すると、シーチキンの5倍美味いぜ!としか言えない。言えないのである。





自家製、岩ノリ入りピザ。
こちらはですね、そうですね、ドリトスの8倍美味かったですね。





使われているコップ、スプーン、机にいたる全てが手作りとのこと。
素晴らしいことです。


【ドライブ】





伊豆大島を1周するのは3時間程度だろうか。
割と道路は空いていて、直線コースばかりなので初心者でも大丈夫だろう。





途中現れる名物「地層」
あまりに地味すぎる名物であるが、ミルフィーユに、バウムクーヘンに思いを馳せるいいきっかけになる場所である。
グルメな俺はまた、一人豚角煮のことも想像するのであった。


【謎のパワースポット】




島の東海岸沿いをずっとドライブしていると





何か場違いにも見える、妙なものを発見する。





それは十字架。
大まかに言えばキリシタン流刑地だったことがここに十字架の立てられた理由であるが、それにしてもこの海岸のダイナミックな雰囲気の中では妙な雰囲気を醸し出している。
そう、何か言い知れぬ胸騒ぎというか、こういう抽象的な言い回しは好きじゃないのだが・・そう・・不思議なパワーっていうやつ?







そんな不思議なパワーに引き寄せられ、この俺が何か妙に神々しい感じでこの場に立つ奇跡の一枚が撮影されました。
では、ここで一言。

「神と和解せよ」


【港町へ】





波浮港と呼ばれる南の港へ。






漁業関係の船やマリンスポーツと思しき高そうなお船が並ぶ。





この日は丁度、大島に2つある高校のうちの1つ、都立大島海洋国際高校の文化祭の真っ最中。
静かな集落の中にあってここだけが異様な盛り上がりを見せていたのはボートレースが開催されていたからである。





海洋高校の生徒は大半がよそからやってきており、皆寮生活なのだという。
普通高校で自宅通いだった自分には想像もつかない学生生活だが、きっと楽しいに違いない。
ここぞとばかりに異様に盛り上がる離島の高校生の青春模様に、三十路手前のオッサンはどうにも胸キュンが押さえきれないのです・・・


【鵜飼商店】





港のすぐ近くにある鵜飼商店はコロッケが有名だ。





中に入ると有名人のサインがたくさんあった。
漫画家の蛭子さんのサインもあり、彼がこんなところまでわざわざ来ていることに驚愕。





いきなり来てヒレカツを頼むと男気は抜群だろうが、たいそう迷惑だろうという心遣いもあり、コロッケとメンチカツを注文してみることに。





俺はコロッケにはうるさいタイプなのでこれから発する暴言にはご容赦願いたいのだが、味は普通である。
佐賀県唐津市の「Aコープ からつ」惣菜コーナーのカレーコロッケを越えるコロッケに俺はまだ出会ったことが無い。
大事なことなのでここでちょっと言わせて貰うが、揚げ物はアツアツのサクサクより、ヒエヒエのシトシトのほうが好物である。


【三原山】




この島のヌシ、三原山も当然押さえておきたい。
色々とどうでもよい場所でダラダラしすぎてしまい、登り始めが随分と遅くなってしまったのであるが、なあにこれしきの山、百の戦いを練磨してけつかる俺ッチのかかればチョチョイ&チョイなのである。





見て下さい、この何もない感。
解説しますと、遠くに見えるのは山、手前に見えるのはなんと野原である。





遠近法を巧みに使ってこの風景を解説しますと、奥に見えるのが野原、手前に見えるのは意外にも岩である。





三原山火口。ゴジラが出てきた場所はこの辺りである。
地名学をカジった者としてはこうした地名の語源をどうしても「見晴らし」から来ているのでは・・・!などといらぬ憶測を楽しんでしまうのだけど、どうやら「御原(ミハラ)」が最初に文献に登場する姿らしい。
そう考えると今の地名や人名で「三(ミ)」のつくものが意外と元は「御(ミ)」だったりすることも、これはあってもよいのではないだろうか。





山の頂上で誰も聞いてくれない独りよがりな地名学のお話にうつつを抜かすうちにすっかり日が暮れ始める。
本来であれば三原山の見所の一つである「砂漠」に向かうはずが、無念の日没撤退。
登山の疲れを早々に温泉で癒すことになった。


【宿で宴会】





宿に戻ると宴会が開かれていた。
噂には聞いていたがこの宿、お母さんとお父さんによる宿泊者を交えた飲み会が当たり前のように行われるようで、変な話だがこの晩の料理の類は完全なサービス。
たまらんことです。





他の部屋の方々に至っては、我々が戻ってくる前に全員で焼き鳥屋にて一杯カマしてきたらしく、これはいわゆる二次会。





この宿のお父さんが実にエキセントリックな方で、色んなアブない話を交えて深夜1時まで延々マンツーマン焼酎に付き合っていたら翌朝酷い二日酔い。
復帰するのに昼まで掛かったほどである。
終盤は確かひたすらケーサツの悪口を聞かされていた。


【きらく小屋】




二日酔い覚ましに行った温泉からそのまま徒歩で向かったのが「きらく小屋
林の中に突如現れる小粋な小屋でお茶を飲むお店である。小屋の中の席と外席があるが、外席はマジで畑の中にあるので蚊が凄いです。
足を見るとそこには寄って来る蚊のメスたち。完全なモテキ。

蚊「ドリンクバーや!」





ここで飲んだミックスジュースによってようやく二日酔いが収まる始末。マジで効いたぜミックスジュース。
時間はすでに14時を回っていたのあるがね・・・





このような具合でヒジョーにのんびりとした雰囲気。
俺みたいな心の汚いヤロウでもにこやかな表情でジュースをすすることの出来るお店。
食べ物もおいしいらしいので是非ともトライしてほしいスポットである。


簡単ではあるけれども以上が俺が体験した伊豆大島のご紹介である。
東京からわずか1時間ちょっとで行ける日本のハワイ!程よい広さには何でも揃っており、都会を離れてここに住む多くの人はただ喧騒を嫌ったてここへ来たのではないのだろう。
現地の小汚い格好をした老人が物凄い改造をほどこしたスポーツカーで島をかっ飛ばす様を見るとそう思わざるを得ない。
観光で2日間しか滞在しなかった俺が言うのは浅はかではあるが、住んでみると楽しいんじゃないかなあと思ったのは正直な気持ちだ。

というわけで秋も秋で見ごたえ充分な伊豆大島へ皆さんも行ってみるといいんじゃないかなー
| fabricio zukkini | 旅行 | 00:57 | comments(2) | - | pookmark |
伊豆大島の魅力 その1

9月の3連休、伊豆大島へ行ってきたので印象に残った写真と共にまずはダイジェストとしてちょちょっと紹介したい。

【出発】




JR浜松町駅から徒歩7分、日の出桟橋から船が出る。
伊豆大島の他に7つの島に向けた船がここから出ており、朝7時だというのにかなりの人。






レインボーブリッジの見える船着場から出発。
浜松町から歩いて10分もしないでこんなところがあるなんて、東京すごい。






乗る船はピンクのアレ。みんな普通な顔をして乗っているが、ピンクの船はおかしいと思う。(他に黄色と青もある)
片道6000円(早割)でコイツに乗って伊豆大島へ。





ジェット船は海上を飛びながら進むから超高速、しかも揺れません。
(実は結構揺れました)
「海洋動物に衝突して事故になる場合があります」という注意書きにドキドキした。飛ぶんじゃないのかよ・・・





よく読まなかったが恐らく「緊急時は江戸の罪人が拷問を受けるスタイルで脱出してください」みたいなことをいうているのだろう。


【到着】





玄関口の岡田港。
東京湾の中ではバリバリiPhoneもアンテナ立っていたけど、房総半島を抜けるとさすがに圏外となり、伊豆大島に近づくと再びアンテナが立つ。






船に乗って1時間45分で伊豆大島へ。
利島、新島などその先を目指す人はそのまま乗船する。
もっと遠くに行く船もある。神津島、八丈島、もっといくと小笠原諸島の父島、母島などなど、遥か沖に同じ東京都として浮かぶ小さな島があるという不思議。
同じ太陽系なのに遥かかなたを回っている冥王星みたいな、大げさだけど何かそういうものを考えたときのゾクゾク感に似ている・・・





大島には港が3つ。うち1つは完全な漁港であり、通常は北の港に到着することになる。
到着した一番北にある岡田港から西の元町港へバスで移動するのだが、車窓から外を見るとさすがは「大島」というだけあり、島という小さく狭いイメージとは異なる、それなりの規模を持つ一つの街があった。





こんなところにも日本を応援する文字が。
がんばれ、がんばれ、ってここまでいっちゃうと日本が鬱になっちゃうんじゃないのかって心配してる。





元町港界隈が最も栄えている場所。
驚くなかれ、ガールズバー的なものもあった。働き手は島から集まっているという。





こんな感じでちょっとした駅前風なたたずまい。
宿がここから近くだったので歩いてしばし散策だ。






島の名産品が椿なのでいたるところに椿をモチーフにしたお店が見られる。





とても離島とは思えないような一角も多々見られ、





また、離島ならではのディズニー無断大抜擢も見られる伊豆大島。
「景観上の問題からコンビニは島に無い」というホントかどうか分からない話を聞いたが、このスーパーベニヤがこの周辺ではコンビニの代わりらしい。





図書館は閉まっていたが結構立派だった。





廃墟もあるぜよ。





中央にシンボル的な山があって、島だけど結構開けてて、見れば見るほど、ハワイに似ていると思ったんだけど、多分写真に乏しく分かってくれないだろうな。







ところどころ、狙っては出来ない可愛い風景が多くいちいち写真を撮ってしまう。










いちいち絵になる島なのである。








ビッグスクーターの大流行を予言するイカしたイラスト。





島内案内図にはセクシーなイラストもあり、





なぜか細野晴臣がビキニで登場。





(完全に一致)







再びディズニー。離島ならではの著作権完全フリー空間。





立ったまま気絶している。





畑しかない農道っぽいところに突如現れるトラディショナルな売店。





誰に見せるでもなく、突然現れる椿デザイン。





「ひとやすみにどうぞ」
と書かれた椅子と机。シーズンオフで不明だが、目の前にあるのは椿園だろうか。





卓上黒電話が指示系統のトップ!洒落ているけど何か不安だぜ。








普通の道路沿いに突然現れるパチスロSKY。
中を見るとSKY(空)だった。





パチスロは少なくとも3軒ほど目撃。しかしこれがまた、どこも場違いな場所にあるんだ。
このパチスロ634(ムサシ)なんて林道の中に突然現れるシュールさに加え、





看板には恐らく消されたのであろう、武蔵と思しきキャラクターの跡。
二刀流が妙にマヌケである。





こういうところの土産屋には誰が買うか全く想像も出来ない絵が大体あり、俺はこの手の額縁にめっぽう弱い。





土産屋にゴジラのフィギアが置いてあり、何でだろと思ったが、そういえばここ伊豆大島、三原山こそゴジラ復活の地でもあるのだ。





公園にもゴジラの遊具。
他にも色々発見された。





南にある漁港へ行くと懐かしい風景も。




懐かしい。
じいちゃんの家もこんな感じ。





街ではトレーナーでしか見かけないキャプテンサンタの正しい用法。





ファーストレディなのに「供





テトラポットが夕日に映える。




これで作るのだそうです。
どうでしょう、素敵な島だね。


次回に続く・・・
| fabricio zukkini | 旅行 | 22:57 | comments(2) | - | pookmark |
名古屋でイケメン武将に会う
11月に幼馴染のスンギ君(オリンピックイヤーにだけ更新する聖火ブロガーとして有名です)をたずねて名古屋に行ってきた。
名古屋観光はこれで二度目であるが、正直二度も観光で行くほど見るべき場所があるわけではなく、結局前回(3年前)に行った所とまったく同じところに再び行くという、ウルルン滞在記ばりの「再会スペシャル」になってしまった。
観光日記としては前回書きつくしてしまったので実際のところ何もないのだが、今回の目玉であった名古屋城のイケメン武将については、これはやはり触れておかねばなるまい。
めくるめくイケメン武将の世界、東京のレキジョの皆様はチェックされたし。


【名古屋城再び】





入り口には頭上に完成間近の東京スカイツリーを突き刺した謎の中年男性のキャラクターが貼ってあった。これと名古屋が一体何の関係があるのか分からなかったが、歓迎されて悪い気はしない。





人生二度目の名古屋城。前回は結構興奮したが二度目ともなると感動はない。スンギさんにいたっては「俺もう6度目やわ」とのことでとうとう名古屋城にきた回数がブログの更新回数を超えてしまった模様です。
東京の観光地だと休日にはものすごい人の数になるものだが、この名古屋城を含め、この界隈はあまり混まず、代わりになぜかどうでもよい飲食店でも軒並みやたら混んでいる。なぜだ。





前回確認できた「名古屋角度(詳細はこちら)」を今回も確認。



画像中央部、女性4人組のポーズがそれである。このポーズは中京エリアでなぜかよく見られるポーズで、正直毎回小首を傾げたくなる軽いイラつきがある。





「ついでにとんちんかん」こと、ザクレロさんです。じゃなくて、しゃちほこさんである。こうやって間近で見ると目のかわいらしさとか全体的なシルエットとか、ちょっとプラナリアに似ている。半分に切ると分裂しないかな。豪華な分裂だろうな。どうだろうな。





名古屋城の入り口で発見した頭に東京スカイツリーを突き刺した奇特な中年男性を模したキャラクターが前方から現れた。
「気持ち悪いなあ」と軽蔑のまなざしで眺めているとおやおや、迷うことなくこちらに近づいてくるではないか。なつかれたのでしょうか。勘弁してください。






このように、頭上の東京スカイツリーがないとこのようにただの中年のオッサンなのである。
やはり進路はこちら。何か用があるのか完全に近づいてくる。





よけずにその場でシャッターを切り続けてるとマジで間近まで接近。ぶつかりそうになって寸でのところでよけたけど、なんだこいつは。失礼なやつだ!しかもそれを見た子供が「キャー」ていうてた。タイタニックで言えば俺は流氷。準主役である。
※隣の女性の方が誰かに向かって「どいてください!」「どいてくださいー!」って言い続けてたけど俺のことだったのか。すいませんでした。






菊人形の中に明らかに虐げられた風のキャラが。
「小姓」つまり現代でいうところのマネージャー的な感じだろうか。





もっと楽しそうにしてほしいものである。





菊人形にもゆるキャラの波が。異様な足の細さが気になった。牛乳に相談だ。



【イケメン広場にて】

イケメン武将、正式には「名古屋おもてなし武将隊」というらしく、公募で集まったイケメンたちにより、一日に二回、名古屋城でショーを行っている。
戦国BASARAといい、歴史のイケメン化が進んでいる昨今、縄文土器、土偶、打製石器までもがイケメンになる日も遠くはない。






イケメン広場に用意された三つの椅子。この日は豊臣秀吉、徳川家康、加藤清正が出演予定とのこと。豪華すぎてバチが当たりそうである。
ものめずらしさから集まる人々の中に、明らかなリピーターというかおっかけのような集団も確認できる。





この人たちは明らかな追っかけだった。全員リュックが派手だった。
周囲を見渡すとこういう感じの集団があちこちに居て、なんと言うか一般のギャラリーとはまったく異なるオーラを発しているものだ。
(30代後半〜40代の方が多かった気が)





慣れた人々はビニールシート持参で場所取りしてまで・・・
秀吉の追っかけなんて、名古屋城にくりゃあ「きゃっ、ヒデ君の家に上がっちゃった////」みたいな妄想もしているのかもしれない。千利休もびっくりの精神世界だぜ。


【イケメン武将登場!!】






イケメン武将は割と普通の入り口から、一般人に混じって登場した。





この辺から「あっぱれあっぱれ〜」的な演技は始まっているのだが、





いかんせん一般人が混じっており緊張感がない。
それより秀吉、家康、清正に対して守るのは足軽2名。このゆるいセキュリティはどうだい・・




「なんか混じっとるで・・・」





イケメン武将の登場をすっかり台無しにしてしまったおばあさん二人。
「オーラがありませんでしたので・・・(後日談)」

いつしかおばあさん二人を護送している風な画になってしまいイケメン広場に詰め掛けた観衆から漏れる失笑・・・ 

完全に台無しである。




右から家康、清正、秀吉。間近で見ると秀吉以外まったくイメージと合致しない。
以前にもこのショーを見たことのあるスンギ君が、控え室のようなところで立って出番を待っている1人の足軽を見て「足軽にしては兜が凝っているな」と思って眺めていると、「家康さまあ!」の呼びかけに「なんじゃあ!」とその人が返事したらしい。
それくらい家康はオーラが皆無だった。





Hide a.k.a monkee




Yasu in da House





Kiyo ft. Yari



以上の3名でお送りいたします。
ちなみに清正(Kiyo ft. yari)は自己紹介のときに「パワースポット武将なりぃ!」て言ったからな。いい加減にしろ。





軽いコントなどで会場を和ます秀吉。おっかけはイケメン武将の戦国JOKEに大喜び。
「あたしの首とってぇ〜」と黄色い声援が絶えることはなかった。





こういうイベント特有のえいえいおーの強要にもしっかり対応。俺はやらなかった。





お前こんなところで何してんだ!一味か!


【そして武将ダンス】





ショーのメインはこのダンス。「おもてなし演武」というらしい。
「今日はわしらのおもてなし演武、楽しんでいってくれや」というとHideの合図で演舞がスタート。





出たぜ、これがショーの始まり。
まずは後ろ向きにたった武将たち。一体何が起こるのか。
しばらくすると物々しいBGM・・・・
脇から中央に突然飛び出してきた足軽二人が突然大迫力のつばぜり合い!「おらぁ!」「そいやあ!」とひとしきり激しいバトルを繰り広げたあと、戦いに勝った片方の足軽がこちらを鋭くにらみ、威勢よく「皆様ぁ〜!」と叫んだ後に放った台詞・・・・

それが「こ〜んに〜ちは〜」

動画があるので見てもらおう。百聞は一見にしかず。「それだけかい」はここで言おう!の脱力VTRである。

イケメン武将(←動画)






Hideのダンスがメイン。





hideが観客をあおる。



ダンスも動画でご覧いただいたほうがよいだろう。結構上手だ。
追っかけの方が漏れなく振り付けを覚えていてすごかった。
あと、頭に東京スカイツリー刺したオッサンはずっと立っているだけで何もしなかったのだが・・・

 イケメン武将2(←動画)



とまあ、イケメン武将こと「名古屋おもてなし武将隊」のショーの内容はこのような感じ。
こんなにいい加減に書いたりしてもはや不敬罪で首チョン免れない内容であるが、なあに俺も一人の武将の身。その名も誉れなフデ武将である。というわけで戦国JOKEで逃げるようにさようなら!!


*****

おもてなし武将隊の活動は2012年3月まで。名古屋城に行けば毎週ショーをやっております。
なお、講義形式であなたの街へ出張おもてなし演武も受け付けているらしいです。(江戸幕府のような参勤交代の必要はありません)
詳しくはおもてなし演舞スケジュール(出陣表)を参考にしてください。

| fabricio zukkini | 旅行 | 23:15 | comments(5) | - | pookmark |
ハワイへ行って参りました その4
もう9月ですね。
ウシが反芻するように、一度食ったもんをこうしてゲップのように戻して楽しむ。日記だってそれで良いんじゃないでしょうか。

【最終日】

この旅最大のミスが発生しましたのでご報告します。
2日間借りていたレンタカーなのだけど、なんというか、、2日目は借りられなかったです。
レンタカーの受付のところで「あなた、昨日返却しているわ どうしたの何か問題があったの」って。問題あるとしたらそんな一大事でも得意の「Oh...」しか言えなかった俺の英語能力やで。
まあ無理も無いのですよ、おっしゃる通りです。確かにこの俺が1日目に堂々返却したからね。
「え、なぜそんなことを・・・」って、2日目の朝に俺が真っ先に思ったわ!

1日目に借りたレンタカーをホテルの駐車場でなくてレンタカー屋の駐車場へ戻すと言うアロハ脳が生じた理由は、前日の朝、レンタカー屋で何と無しに聴いていたイングリッシュで《駐車場はここの地下にあるので22時までに来ればとめる事が出来ます》って聞えたから。
普通に考えればそれって「ご返却」のことを意味してるのぐらい日本の常識で考えてもすぐ分かることだろうに、なぜかそのときばかりは「よっしゃ、タダで停められるんだヤっピー!」ぐらいにしか考えてなくてだなー、まあホテルの駐車場が一晩20ドルとかで、それをどうやってケチろうかと考えていたのも先に頭にあって、まあ都合良く解釈しちゃったっていうか・・・・・

そういうわけで俺のレンタカープランは前日で終了しておりました。

「・・・・」

呆然と立ち尽くす2人。しばし続く無言。右手に持ったマイシュノーケルが寂しく揺れておりました。
前日はレンタルで済ませたシュノーケリング用具だったのだけど、その日の夜に「どうせなら明日のためにマイシュノーケル、買おうぜ!」って2人して買ったんですがね。ドンマイシュノーケルになってしまったわ。ねづっちです。
いや本当にこれ、今思い出しながら書いていても凄く暗い気持ちになる出来事なんで、そのときの沈黙具合なんて凄かったよう・・・。
てわけでね、本格的なハワイの思い出はここで終了。いやまじで。昼頃に終わったよハワイは。


そのあとカラ元気で、思い出作りにホテルの目の前のワイキキビーチで泳ぐかーって、ワイキキビーチの端っこの人気の無いエリアで泳いでいたらば、何かそこがめちゃくちゃ浅くてですねえ、良〜く周りを見渡したら子供さんしか居なくて「はてな」って浜辺に目をやるとおやごさんたちが「あのジャップはチャイルドエリアで何をやっているんだ?」みたいな目でジッと眺めていてとても楽しかったです。



※チャイルドエリアで泳ぐジャップ(めっちゃ浅い)

その夜、最後のハワイってことでホテルのプールサイドでハワイアンバンドの演奏眺めながら「ブルーハワイ下さい!」なんつって、ビュッフェで肉食ったりしたけど、やはりこの清々しいまでの強制終了感といったらWindows Me以来ですね。

まま、ダイアモンドヘッド登ったし、魚さんたちを戯れたし、ワイキキで泳いだし、英語通じなかったし、まあ何より逆さにするとスッポンポンになるペン買ったし、ディスイズハワイって感じで何かもう満足って事にしたよ。




※スッポンポンになるペンは仕事で使っております




なにぶん、3日目があまりに衝撃的な幕切れだったものでその日記も同じくなし崩し的に終了させて頂きますが、これからハワイへ行こうかなと考えている人に俺から一言言わさせて貰えるならば、あの、思ったよりハワイって日本人にやさしく無いぜ・・・
「日本語が至るところで通じる」なんていう噂はあるけれど、正直そこまででも無かったけどなあ。行ったところがマイナーなところばっかりだったからかもしれないけど、最後にマトモな日本語聞いたのって初日のKENの「いってらっしゃ〜い!!!」だしなあ。

ともかく、バリ島で比較的通じた俺の英語がハワイでは全く通じなかったというか、モノホンを前に臆した自分が情けなくでですね、マジで英語を何とかしようと感じているのが大きな収穫でしょうか。今度またハワイ行くんだったらシュノーケル道具は買ったから、ゴムボートを持って行きたいな。あれは絶対居るわあ。英語力よりゴムボートが必要だ。

というわけで、凄く中途半端にこの旅の日記は終わるよ。
| fabricio zukkini | 旅行 | 22:11 | comments(3) | - | pookmark |
ハワイへ行って参りました その3
ハワイと言えばフラ。フラですでにダンスの意味が含まれているらしいのでチゲ鍋と併せて今後は得意げな顔をして「きみきみ」って日本人に注意しよう。

前回で書き忘れたが、実は晩ご飯を食べに歩いてお店向かう最中、広場でちょっとした催し物があったので近寄ってみる。どうやらチゲの、いや、フラのショータイム。タダで見られるならラッキーと人ごみをかき分け前の方へ。
だがそこで観たものは衝撃の光景。(このブログ「衝撃の光景」がよく出て来ますが今回はマジです)
動画を撮ったので見てもらうと分かるのだが、このフラ少し様子が変なのである。

確か、
「フラの動作一つ一つにはハワイの自然を表したり人の気持ちを表すような、様々な意味があり・・・」
「一つ一つを覚えるのは大変ですが・・・」
なんて事を俺はその日の朝に「即席ハワイ講座」で聞いていたのだけど・・・。だがどうだい、今目の前で繰り広げられているその光景。素人の俺にも一発で分かるのだが、そのとき俺が目にしたフラが表現していたものってのは

「おいちょっと聞けよ」
「昨日飯を食ったんだ 卵かけだ」
「箸が無かったから手で食べたぜ」
「まあその日は久しぶりに腸の調子が良くてな」
「ケツの動きに合わせて立派なマキグソが出来たんだ」
「人んちの前だったから小走りで逃げたぜ 追っ手にはエルボーですわ」

ではないだろうかと。

文字で説明するより手っ取り早くちょっと動画を見てもらおう。(ケータイの人はPCを買おう!)

《動画》




どうでしょうかコレ。「どうや お前らウンコ好きなんだろ ウンコ面白いだろ」って感じの満面の笑み。ウンコがもう面白くてたまらない、いわゆる小3病ですね。まあ、そこに居た日本人、アメリカ人、他の国の人、だーれも笑ってなかったからなあ。俺も走る貨物列車でも見るような、極めて冷静な顔で撮影したよコレ。
帰国して来てこの動画見ながら練習していたんだけど一回練習したらもう出来るようになったわけだけどどういう訳でしょうか。というわけで俺もうフラは覚えた。

この陽気なダンサーときたらその後もにしきのあきらのディナーショーと見紛うばかりに、オーディエンスの中に分け入っては握手を求めてシカトされたりするなどかなりのエンターテイナーぶりを発揮。いやあ良いモノを見せてもらいました。

という訳で前置きが強烈になりましたが2日目。


【2日目】

2日目はレンタカーで東の方にあるめっちゃきれいな有料のビーチでシュノーケリング。
シュノーケリングとダイビングの区別もついていなかったので、いきなり嫁が「シュノーケリングやりたい」と言い出したときは「ばかやろう!金がかかるだろうが、そして何より怖いだろうが!」って九州ルール使おうかと思ったけどきちんと説明聞くと「ゴーグルとシュノーケルを借りるだけでOK 浅瀬で泳ぐだけの簡単なお仕事です」という事だったので「シュノーケル、、あ、あれか!」と我に返り振り上げた拳を静かに下げました。

レンタカーは事前にネット予約していたのですんなり借りられたけど、まあ左ハンドルに右車線という鏡の世界には大変苦戦しました。ウィンカーも逆で、何度かワイパー作動したからなあ。あれは恥ずかしい。




ナビに案内されハイウェイへ突入。
カーナビ付き(日本語アナウンス有り)で安心していたのだけどまあこれがめちゃくちゃ使いづらい。文字が英語表記なのは別に良いのだけど、細かい設定なんかが全然出来なくて「大体この辺」にしか連れて行ってくれない。
もっとも、ナビを使うほどの難しい道ではないのだけどやっぱり初めてだから心許ないわけだし、ねえ。




案内する日本語アナウンスなんだけど、これがまたちょっと変わっていて左折のことを全て「タセツ」と発音するわけ。気持ち悪い。
「次、タセツです」って段々これに慣れてくるといつこいつが「タサツです」って言い出すかドキドキ。人はねましたよ、みたいな。




ハワイのドライバーは皆さんとても穏やかです。ハンドルや車線さえ慣れればとても楽しいドライブになるはず。
スピードは出さないし割り込みにも寛容。どうか福岡や埼玉の人は見習って下さい。




残念ながらビーチでは写真を1枚も撮っていない。
盗まれんじゃないかという懸念だったわけだけど、ここは有料なのでそういう輩はあまり居ない事に気付く。
保護されているビーチらしく、入る前にはこのビーチの歴史、どういう生物が住んでいるか、珊瑚を守ろう!などといったビデオを10分ほどみせられる。
最初にスタッフがマイクで何かを喋ると外国人客がドッと沸く。何か面白い事を言ったようだ。俺の予想では「安月給の俺こそ保護が必要だゼ」とかそういうアメリカンジョークじゃないかなあ。




本当に海の写真が無くて残念だけど、ビーチからすぐそこに珊瑚があって色とりどりの魚が沢山。でっかいヤツとかすぐそこに泳いでいる訳だからもの凄く興奮したぜ・・
魚と一緒に泳ぐひょうたんのような体をした28歳の東洋人男性。きっと壮観だったことでしょう。
そんな中で気になったことが一つ。基本的には人が来ても全く逃げないお魚さんたちの中で一種類だけ逃げる種族が居て、、、きっとこの種族だけは人間に食われたことがあるのでしょうか。確かに色みこそ地味だったけど身が締まっていて美味そうだった。サバのような。
ひょうたんのような体をした28歳の東洋人男性からサバを見るような目でじっと見られて俄然人間への警戒心を強めた彼らでした。




シュノーケリングを堪能したあとはドライブとしけこみました。
腹も減った事だし、観光地ではないごく普通のところで何か食おうと比較的何も無い北部を目指してドライブ。
途中立ち寄ったハンバーガーショップ、Macならぬ「Jack」の駐車場に、ありました。



「AKEBONO像」
カメハメハよりコレがみたくてハワイへやって来た俺です。
相撲マニアには分かるはずですがこれは平成8年の夏場所、曙がトイレから出て来て手を洗う有名なシーンですね。



何だかんだ言ってやっぱり暑いし早起きして午前中フルに泳いだのもあってヘトヘト。
もうちょっとドライブをとも思ったけど大人しく帰ろうかと。明日は北を目指して本格的にドライブなのでその日は夕方にはホテルへ。





まだまだ続くぜ・・


| fabricio zukkini | 旅行 | 11:36 | comments(3) | - | pookmark |
ハワイへ行って参りました その2
【 ダイアモンドヘッドへ】

ハワイに行くというのにハワイのことはほとんど勉強せず、ダイアモンドヘッドとキラウェア火山を直前まで完全に混同。「あるいて活火山行けるのか ハワイやばいな」なんてほんの一週間前まで勘違いしていた俺ですが、その他にもハワイ島とオアフ島の観光地が一緒くたというから恐ろしいものです。こうした「行けばなんとかなる」の徹底した現場主義は会議室の刑事さんたちにも見習って欲しいものです。

「遠いからバスで行こう」と主張する嫁を九州ルールで「だまらっしゃい」とひっぱたき、「散歩の語源をしってるかい」と三歩後ろを歩かせてとぼとぼとダイアモンドヘッドなる山を目指すことに。
インターネットで調べてもらえれば分かると思うけれども、ダイアモンドヘッドってのはワイキキの中心部からバスで15分ぐらいのところにある巨大な火山の跡。山といえば山だが、ジャパンの山々を登り尽くした歴戦の登山家(俺の事です)にとってみれば小高い丘のようなもの。ハワイ到着後僅か10分で歩いて目指す程度のものなのだ。

ハワイのコンビニ、ABCストアでペットボトルの水を買い、買い物袋片手に気軽に目指す。荷物はチェックイン前にホテルへ取りあえず届けてある。地図から判断して、歩いてもせいぜい30分。全く問題にならない距離だと思われる。
そういうわけで取りあえず軽装で歩き出す。3泊5日、決して長くは無いわけだからね。



この天気の中ひたすら歩いて行ったのだがさすがハワイ、日本ほどじめじめしてなくて汗を全くかかなかったぜ。風もあったし、汗かいてもすぐ乾くというか。




んでもって、ワイキキ中心部から予想通り30分ほど歩けばもうそこにはダイアモンドヘッドが見えている。見えているのだけどアプローチまでがえらい長い。近づけどなかなか中に入る事ができぬ・・・




それもそのはず。
ガイドブックにゃあどこにでも書いてあるから俺が詳しく説明する必要はないのだけど、ダイアモンドヘッドっていう巨大なクレーター状の内部に入るには一カ所だけ掘られたトンネルを通るしかないわけですね。だからコレ、歩いてそこまで行くってのは相当遠回りで面倒くさい。いくら目の前に見えているからってまあ、歩くことといったら・・・・。




結構高台まで登って来たところで振り返るとビル群。北側に自然、南に観光地って、気持ちいいぐらいにわかれておる。



我々夫婦が徒歩で登って来た坂道をJALパックでやってきた日本の金持ちツアー客が専用トローリーでビュンビュンすぎて行く中、「こりゃ30分どころじゃねえな・・・」と完全に判断ミスとなったこの長い徒歩を、遥か遠くに見えるビル群で感じながら木陰で休憩。
ヤングアメリカンの男女がゴーカートのようなもので「ヒャッハー」しながら通り過ぎ、さほどヤングでもないジャパニーズは「着いて早々なにやっとんやろか」と、少々心が折れそうになりました。




待望の穴入り口到着。「あな、いみじ」なんつて、もう穴だけ見て引き返すところだったが、「そこに穴があるからだ」というヤリチンの友達の名言をふと思い出し、ええいままよで果敢にアタック。




そして穴出口。
歩き出して50分ぐらい掛かってついにダイアモンドヘッドへ突入。先に「50分歩きます」て言われたら絶対行ってない。知らぬが仏は米国にもいらっしゃいました。




1ドル払って入山。1ドル85円、安い。民主党さんありがとう。
登山道(って言っていいのか)は延々この有様。面白みがなく、ひたすら耐え忍ぶ路が続く。
人々はただひたすらに、無言で岩と草だけのこの道を登り続けるわけです。



上を見ても下をみても同じ景色。こんだけ退屈な道を歩かせたんだからさぞかしええもん見せてくれるんやろうな、とイチャモンの用意をしていたところ・・・




出ましたおあつらえ向きのハワイ。やっぱり凄い。めっちゃいい写真撮れたぜーー!なんて喜んでいたが、




帰国後、「ダイアモンドヘッド」で画像検索したら俺が撮ったのと全く同じ構図の写真がいっぱいでてきてこれにはいささか悲しくなりました。




だから俺は誰も載せていないハトを、こうして堂々掲載することにします。




ハワイ名物、道ばたに捨てられたショッピングカートも掲載するよ。



これはさすがにグーグルでも出て来なかった。



何となく登って何となく下山。気軽な山だ。時間も丁度良く、一時間掛からない程度だろうか。
だけどもまあ、さすがに降りて来たら今度は同じ道を歩いて帰りたくないし、ってバス停留所で黙ってバスを待っていたら怪しげなタクシー運転手が、同じく下山後ぐったりしてバスを待っていた他の日本人カップルと併せて「一人3ドルで街の好きな場所までオクルデ」と言うて来たので、まあバスが2ドル、トローリーが4ドルであることを考えると悪くも無いかってことで乗り合い。





運転手は「Kevin」と名乗り、片言の日本語で「28年間ハワイでガイドをやっている」と自己紹介。助手席に座った俺に色々質問をしてきたが歯がコケまくっていたため滑舌が悪く、よけいに何を言っているのか分からない。
聞き取り辛かったのもあるけど、後部座席に座っている別のカップルの手前なんだかへたくそな英語をかますのも恥ずかしく基本的には「Oh....」「shit...」「bad....」「beat it....」と言う他は積極的に会話が出来ない。
※「Oh....」は便利な英単語なのでこれから初海外を考えている人は「Oh...」の発音だけでも勉強しよう。
そもそも日本人が一番苦手とするのが同じ日本人からの視線。道を聞かれて困っているのは実際は外国人の分からない英語に対してではなく、それを眺める同じ日本人からの視線なのであると考えている。
そんな感じでKevinからの色んな質問にはBGMにtake on meでも流れるかってくらいにとにかく「A-ha..」でかわす俺。
東京在住、男28歳であることをお伝えするとなぜか東京の高尾山の話に。かつて高尾山に行った事があるというKevinが「あそこは猿が沢山いる」ってポツリと言ったのだけど、あそこに沢山居るのはむしろパワースポットに導かれた人間達なのである。

「もしや・・」

そんな事は考えたく無いが、まだまだここ米国では「ジャップ=猿」なのであろうか。Oh....、最近何かと人の言葉を深読みしてしまう、そんな年ごろである。


Kevinに送られ無事ホテルに着くと、丁度チェックインの15時。飛行機での睡眠不足と相まって、全身に感じる心地よい疲労感によりそのままベッドで爆睡。





昼間あれほど歩いたのに、夕食食べる為に再び30分ほど歩く。
せっかくだからアメリカンフードをこれでもかというくらいに食べるつもりだったけど、最初に頼んだ料理のあまりの量の多さに完全に怖じ気づく。「お前らそれだけで良いのか?」と何度も確認されるほどの量でギブアップ。
リブステーキにポテトフライ、あとジャガイモの良くわからん料理を食べたのだけど、なんというか学生向けって感じの味の濃いもんばっかりで、、、まあ嫌いじゃないぜ。
長い一日だったが無事終了。夕方寝たのにベッドに入ってすぐに眠れた。

二日目へ続きます。
| fabricio zukkini | 旅行 | 23:49 | comments(2) | - | pookmark |
ハワイへ行って参りました その1


8月の盆休み、初めてのハワイへ行って参りました。高い金払って日焼けしただけあってまあ良い焼け具合よ。最高だ。最高だからこの思い出をわけてやるよ。ネットサーフィンがあるならネットハワイだって良いんだろう?ようし今日からしばらくネットハワイだここは、そうらそうら!
(しばらく書きますのでお願いですから読んで下さい)

****

友達へ「ハワイに行くのさ」と言うと漏れなく「に、似合わねえ・・・!」と驚かれてしまったわけだけど、そこはChange、そう俺もアメリカさんに倣って大幅に生き方の方針を変えようと思うわけだよ。お前ら見とけよ。
マイナーからメジャー、ニッチからポピュラーへ!隅っこでコソコソ、「アングラや!」「カルチャーや!」なんて小さく叫ぶのはやめて俺はハワイで垢抜ける!そういう期待のもとにハワイへ向かったわけです。
思えば半年前、俺に不足していると思われる成分を挙げてみたところ、「スニーカー」「邦楽」「野外フェス」の次に出てきたのが「ハワイ」。そう、俺にはハワイが足りない。

ビーチサンダルを買って、水着を買って、大きいリュックをもう一個買って、現地で乗るレンタカーも予約したし、いつもだったら無計画で「フラフラ歩いてなんか店あったら入ろうや」で済ませていたところを「アレを食おう、ココにいこう!」とある程度目星もつけたし、3泊5日の短さではあるがサプリメントとしてのハワイを充分に摂る為の計画は立てたといえましょう。
出発前日及び出発当日の俺の興奮し具合と言ったら、「もうハワイ行かなくても充分新しい自分発見したんじゃ・・」と嫁に言われるほどのキメッキメな高ぶり方で、前日から水着を履いてPCをするなど一足先にアチラ製の純度の高いナニが早くも頭の中に不法入国されたかのよう。
前に新婚旅行で初めて海外(バリ島)に行ったときは正直あまり余裕がなく行くだけで精一杯、何かとナーバス気味だったわけですが、今回はもう二度目なもんで行ったあとのことを考える余裕があるわけ。

ままま、能書きは良いから写真をぱーっと載せてびゃーっと説明してやれば風景好きのジャップたちは喜ぶんだろう?ならばそうしよう。


【出国〜到着】





デルタの機内にはDVDもゲームも無くてとても退屈だった。楽しみと言えば食うか飲むか、あとはもうひたすら寝るしか無い。夫婦揃ってビールジャンジャン飲んで狭い座席で縮こまって浅くて短い眠りを繋ぎ合わせて何とか時間を潰したのだけど、まあ辛かった。
結局睡眠不足のまま、ハワイ到着。今日は何もせずホテル行ってすぐ寝たい、、、なんていうハワイ失敗例が目の前でおいでおいでしていたけどそこは気力でカバー。
もっとも気力云々がなくとも、ホテルへ行く前に何やら申し込んでいた旅行会社の決まりで、ツアー参加者は一度一カ所に集められてわけのわからん説明を聞かされるのだとか。だるいぜ。




バスで免税店に着いたところで「アロハ!」とひと際声のデカイ色黒ロン毛の男性が我々の前に登場。俺の考える「ハワイに定住してそうな日本人男性のイメージ」そのままの彼、《ああいう日本人って、なぜか名前がKENなんだよな》と思っていたら、「こんにちは!KENです!」って。



先頭でプラカードを持つのがKEN。俺がKENにカメラを向けているのに気付くとプラカードを挙げてポーズをとってくれた。ブログのネタにされたいのだろうか。ならばお望み通り登場させてやるぜ。

「みなさん、アロ〜ハ〜!」

朝の九時、まだ客のまばらな免税店を長い列になってゾロゾロ行進する東洋人の一団。先頭のKENだけが元気だった。





長旅で疲れた我々をハワイは休ませてくれなどしない。
始まったのはセミナー室のようなところでの即席「ハワイ講座」。ハワイのルールやハワイのマナー、そしてハワイのオススメスポットやなんかを紹介しながら、「本ツアー参加者の方にはオプショナルツアーとして○○に格安でご案内出来ます!」という流れ。要はそういうことね。





皆お疲れですがなかなか解放してくれません。熱心に聞いてる人も居れば、寝てる人も。





この、前で喋ってる女の人の喋り方が独特でしてね。早口な上声がでかいし、それにもの凄くまくしたてるような感じで、聞いていると睡眠不足の人間にはとても堪える不思議な波長を持っております。
口癖は「はい、ここしるし付けてください!!」





どうでもいいんだけどこの女の人、話している間ずっと持ってた書類で顔の大半を隠し続けてましてね。まさに写真の状態。あれは一体なんだったのだろう。
口元は一切見えないがその奥からまくしたてるような早口。結局一度も彼女の顔を見る事無くこのセミナー室を後に。もの凄く不気味な体験でした。












午前9時半。謎の集会から解放されたとはいえ、チェックインは午後3時。まだまだ時間がある。という訳でかなり眠かったけれども、当初の予定通り、着いたその足でどこにも寄らずに歩いてダイヤモンドヘッドなる山を目指す事に。今思うともの凄いスケジュールだぜ。



続く

| fabricio zukkini | 旅行 | 21:17 | comments(5) | - | pookmark |
山登り報告 〜御岳山〜
【御岳山】

立川から青梅線で青梅駅へ、そこから奥多摩線にのって20分ほどで御岳駅へ到着。
休日の奥多摩線は登山客が列車の大半を占め、気合いの入った登山ファッションに身を包んだ人々が大半。
登山ウェアも随分とオシャレになったものだ。渋谷原宿のオシャレスナップと見紛うばかりのスタイリッシュな着こなしの若者達。一方俺は山だからって油断してて、かなり気を抜いた格好。
東京には心の休まる場所はもはや無いのでしょうか。

御岳山は本当に素晴らしい山で、お隣にそびえる資本家の手先(599.03M)とは大違い。本当に良い山だったので、後半は淡々と写真の紹介のみでお伝えしたい。



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御嶽駅に到着。過疎駅の割には椅子多過ぎだろ!と写真を撮るが、椅子がこんなに多いのは、きっと列車があまり来ないので疲れた登山客が長いこと待つのに満遍なく座れるためだと後ほど考えたのだがどうだろうか。


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駅を降りると野菜や果物などが売られていた。これから山へ登ろうと言うのに生のインゲンを買っている人が居て不思議だった。

インゲンを買った夫婦も、バナナを買ったインド人の3人組も、何も買わなかった俺と嫁も、皆同じバスに乗って登山道へ向かう。
「一応出発時間はあるけど、乗客がある程度集らないと出発しません」というバス会社の方針。なんともアバウトである。



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最初はケーブルカーに乗って山の中腹まで登る。乗っている時間は6分ほどらしいのだが、これに乗らないとなんと徒歩1時間かかるんだと。本当だろうか。1時間掛かるってのはケーブルカー会社の流した噂であって、実際に歩いてみると以外と10分ぐらいで着いたりして、なんてことを考えていたが誠実そうな運転手の顔にその確率が高く無さそうであると判断し往復1000円ほどのチケットを購入して乗込む。


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駅でバナナを買っていたインド人3人組も同じケーブルカーに乗込む。外からケーブルカーを接写しまくる。接写っていうけど、もうあまりに近すぎてケーブルカーって言うより塗装の状態を撮っているのではないかと思うほどで。


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このがっつき様を見よ。「Ohhhhhh....」って言うてた。
この日は深い霧が山を覆い、ケーブルカーの先は真っ白。この幻想的な風景にインド人3人組はまたも、今度は霧を接写。


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無言でひたすら目の前の霧を見つめる。俺には何も見えなかったが、彼らには一体何が見えていたのだろう。

「Ohhhhhh........Kiri.....」

やっぱり霧か。


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ケーブルカーを降りるとそこにはイメージとは全く違った、ちょっとした集落があった。
山というからもう本当に自然しかないただ登るだけの山なのかと思ったら以外と広く平らなところで、車はあるしバイクも走ればヤマト運輸だって荷物を運びに来ているような、ちゃんとした人の住む場所。


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こういう場所にある集落であるから、長年変わらない風景がそのまま残っていてとても雰囲気が良い。沢山あった民宿はどれも年季が入っていて趣がある。
この日は特に、霧と小雨によってこの古い集落が特に幻想的であった。


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もの凄く古そうな建物が多い。何も無いと思っていた山の上にこんな情緒のある風景があるなんて。



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今度来たときは泊まってみたい民宿ばかり。
温泉もありました。


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そば屋で食事。こういう休憩所が幾つかあって、ここは「弁当持参してる人も食べて行って良いですよ」ということだったので弁当食べるべく入店。お茶をサービスしてくれた。
何かあるんだろうな、と思ったらやはり店を出るときに「わさびを買って行ってよ」って言われて生わさびを購入。600円。


写真右の青い服の男性。この後店のおばちゃんと話していた内容が印象に残った。

おば「今日は一人でいらっしゃったの?」
男性「ええ、鳩の巣から登って来て、これから五日市のほうへ出ようと思いましてねえ!」
おば「あらあ、あの辺から来たなら熊でなかった?大きいの。」
男性「熊?」
おば「そう、ツキノワグマ」
男性「ツキノワグマ?!」
おば「もの凄く大きいのが発見されてるのよお。五日市の方よく出るから気をつけてねえ ツキノワグマ」
男性「え?!あっちでるの?」
おば「そうよお、ひとりだと襲ってくるからねえツキノワグマはねえ 気をつけてねえ」
男性「え、ええ・・・」
おば「ツキノワグマは凶暴だからねえ」
男性「・・・・」

俺は人の心を読む訓練を長年受けて来ているので容易に分かるのですが、男性は引き返したと思います。とにかく分かったのが、ツキノワグマは凶暴である。


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バナナを買っていたインド人三人組もここでソバを堪能。


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俺は嫁のおにぎりと唐揚げ。やっぱり湿った唐揚げは最高だよな!

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ここに引き続きまたも「ちい散歩」。そしてまたも発生した「ちい散歩商法」。
ケーブルカーを駆使してもまだなお「散歩」と主張するとな?「ちい徘徊」、「ちい放蕩」、「ちい放牧」と揶揄されつつも全く動じることなく精力的に外へ外へ。
「散歩」の常識を覆すチイチイ、次は一体どこへ・・・?!



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食事も終えた午後一時、いよいよ山へ。
ケーブルカーでここまで来るとここから先は登山というよりハイキングに近い。大して登ることも無くひたすら山を歩き回ると言った方が正しいような。


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険しい道のりを分け入ることも無く、だけどもの凄い緑の中を散策出来るのが魅力。
見て下さいこの緑。


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こういう感じの風景がずっと続くわけです。とても気持ちよい!


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スイカ対応の何か?!と思ったらただの地図だったりして。チャージするのはマイナスイオンだけにして下さい。


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晴れていてもキレイだっただろうなあと思うのだけど、小雨の山もまた良し。


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御岳山のみで済ませれば2時間ほどである程度歩き回れるが、そこからさらにコースを選べば隣の大岳山まで続く4時間ほどの登山コースになる。いやあ本当におすすめのスポット!


帰りのケーブルカーの中、ベテラン運転手の放送が良かった。
「本日は、今や東京の一大観光地になってしまった高尾山では無く、この御岳山をお選び頂き誠に、誠にありがとうございました」で車内はドッと沸き、しばし御岳山がいかに素晴らしいかを力説、この山に満足したであろう乗客との一体感の中ケーブルカーは麓へ到着。
皆様大変満足げなご様子で帰りのバスに揺られて帰って行ったのでした。

というわけで高尾山に登るならもうちょっと足を伸ばして是非御岳山へ!

| fabricio zukkini | 旅行 | 23:30 | comments(5) | - | pookmark |
山登り報告 〜高尾山〜
GWに高尾山、そして先週末同じ東京都にある御岳山へ行ってきたのでご報告。
いやこの二つの山、同じ奥多摩の比較的近くにある山なのに双方全く様子が違いましてもうビックリ。これから登ろうかという人の為に写真付きで二つの山の様子をお届けしたい。
比較するという意味では、同時に二つの山について書こうかと思ったけれど思いのほか長くなりそうだったので、高尾山、次に御岳山という形で二回に分けて書きます。よろしくどうぞ。


【高尾山】

高尾山へ登ったのはGWの真ん中。元々はこのときに御岳山に登る予定だったのだけど色んな事情でやむを得ず高尾山に変更。
ミシュランガイドで東京から気軽に行ける観光地として三ツ星を貰ったり、広末涼子さんのCMで「パワースポット」なんていう軽い言葉とともにPRされていたりして、まあGWだったら元々多いんでしょうね、今じゃ東京のhotなスポットとあって、いやあ新宿駅かと見紛うばかりの混み具合。
以下、どれほど混んでいたかを中心にレポート致します。


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JR高尾駅→京王高尾山口駅と乗り換える乗客のもの凄い多さですでに高尾山頂の惨状(韻踏んじゃった)がうかがい知れるというもので、駅を降りて登山口へ向かう小道がもうこの有様。
前代未聞、山で痴漢なんてのが現れても不思議ではない。


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ケーブルカーを待つ長蛇の列。
登山客A「さすがパワースポット、幾ら並んでも全くパワーが落ちねえぜ!」
登山客B「さすが気軽に行ける観光地、いつもの通勤電車と同じでなんだか安心するう!ほしみっっつ!」


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とにかくもの凄いの。ケーブルカーに並ぶ人の列が。
たかだか600mの高尾山でしょう、ここまで来たのなら歩いて登れば良いのに。

登山客C「それでも『登山』客って表記してくれるzukkiniさんはとてもやさしい!パワー感じるう!ほしみっつう!」


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いざ登山道へ。一番メジャーな登山道は避け、人気が無さそうで一番険しそうなところをチョイス。のはずだけども、そこでもこの山特有の大渋滞。あまりの混み具合に前に進めず時々立ち止まること数回。
こういう状態なものだから前後の登山者の会話がまる聞こえ。
前の人がオーストラリア旅行へ行ったときの話で、後ろの人がまたこれ、つい先日いったらしい千葉の何とかっていうテーマパークのお話で、、、あんたらァ観光地で別の観光地の話したらヤキモチ焼いてこの山、崖崩れでも起こすで!なんて考えるととても登山に集中出来ません。


IMG_3502.JPG

元々登山道周りの景色はとてもきれいで、散歩にはもってこいの山なのだけれども・・・・




なぜだろう、こうやって皆が隊列を組んで歩くとその光景はさながら集団疎開。
悲しい行進に見えてしまうのです。


IMG_3506.JPG

頂上の様子。座るところが無く、座れそうなスペースの近くには、誰かが退くまで立って待っている人が大勢いるという考えられない光景が。
街が街なら山も山。まさにトーキョーの山。





IMG_3518.JPG

山頂ではしゃぐ農協かどっかの仕事仲間の集い。この後彼らは5ポーズぐらい決めておりました。
次々と変わりゆくポーズ。何かストーリー性があるのかと身構え、全部撮ろうと思いましたが、「いやコイツら何も考えていない」と3ポーズ目のコマネチで判断し撮影中止。


IMG_3520.JPG

「599.03M」

600Mでも良いじゃないか。ちょっと足せば、いいじゃないか。
コンマ03に強いこだわりを感じるのは市外局番が03だから?あ、でも高尾は042か。




ポーズを決める天狗。
下山途中によった薬王院にはこのような天狗の銅像が。ピカチュウもいいけどスタチュウ(Statue)もね!って具合に皆様に愛でられていました。


IMG_3536.JPG

天狗「高尾山よ、かりそめの人気にのぼせて天狗になるなかれ!」

眼光鋭く愛する高尾への、愛するからこその苦言も忘れない天狗。天狗でありながら控えめな鼻。ゴッド・オンリー・ノーズ(鼻は神様)。だからこそ説得力があります。


IMG_3541.JPG

都心からすぐ行けるお手軽観光地。お手軽過ぎて山頂にヒールで来ている人は何人か見つけたし、ビックリしたのがスーツで登って来てる人が居たことかなあ。スーツですよスーツ。スイーツ(笑)じゃなくてスーツ(笑)ですよ。一応靴はスニーカーだったのでどう考えても持ってる服がスーツだけだったとしか・・・

まあこの山、はっきり言って激混んでますが、パワースポットなので全然疲れません。大丈夫です。


IMG_3551.JPG

ほしみっつ!


| fabricio zukkini | 旅行 | 11:00 | comments(2) | - | pookmark |







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