ぼくののうみそ-・x・

<< 伝説の離島ギグ! | main | 銭湯の魅力 >>
高円寺グルメ情報3
高円寺グルメ情報の第三回は、「三本の矢」と名付けた優良定食屋三軒の最後の店を紹介する。

丁度いいことに、本日、明日と高円寺では年に一度の高円寺阿波踊りが開催される。まさにタイムリーともいえる俺の高円寺グルメ情報を参考に、東京在住の方は是非阿波踊りに参加してみてはいかがだろうか。


前回、前々回に紹介した二つの店の丁度中間地点、両方の店から徒歩10秒の場所に今回紹介する優良定食屋「団らん」は存在する。

「一歩進んだあなたに一歩進んだ食事を」

そう書かれた看板は、まるで高円寺の文化人たちを挑発しているかのよう。

しかしこの「団らん」、敷地はというと極めて狭く、座席は当然カウンター席のみなので、定員は8名ほどだ。しかもある時間(大体夕方6時頃だろうか)からは店内を占める常連率が極めて高くなるため、一般人は入店がかなり困難になる。
それは席が空いているかどうかよりも、どちらかというと雰囲気の問題だ。

7時から8時あたりに行くと、もうそこは完全なプライベート空間、女子大生の家飲み状態になっている。外から店内を覗くと親類の集まりかと見まごうばかりの分厚いスクラムが組まれており、たとえ「一歩進んだ」人であっても、肝心の入り口より先に一歩進めないのが現状なのである。

基本的に定食屋なので酒の種類はそう多くは無いが、常連たちは長時間に渡り、同じ酒を飲みながら毎日同じ話しをして過ごす。一歩進んでいるというより、我々常人にはどう見ても足踏みしているようにしか見えないが、実はこれが一歩進んだ生き方なのだという。
俺も一度「サービスだよ」といわれてマスターにもらった、「レモンサワーだよ」という乳白色の酒を飲んだことがあったのだが、その味のあまりの一歩進み具合には「だ、第四の酒だ・・・・」と腰を抜かしたものだった。率直に言うと激マズ。アルコール臭くて一口で吐きそうになった。
そしてそれを平気な顔して飲む常連たちの、あまりの一歩進み具合には大そう恐れおののいたものであった。

このように、普通の人ならとても足繁く、というわけにはいかなそうなこの強烈な店。
だが俺は、家から近いと言う地理的な優位性を活かして長年通い詰めることに成功し、その結果、「団らん」に集まる常連の顔と名前、個性はほぼ把握できるようになった。調べて行くうちに常連の中にも色んな人間関係があることもしった。
山ちゃん、キンちゃん、近くのスナックのママ、、さすが一歩進んだ食事を毎晩楽しむ常連だけあって、そこに集まる人々は皆個性派ぞろいだった。(今回は各々の性質については割愛する)

とにかく一度行けば団らんが標榜する「一歩進んだあなた」のハードルの高さが分かるというものだ。
俺は進んでいる、アタイは最先端よ、と自認していた人もここで自信をくじかれるといい。ここに集まる人々は皆、マスターが「You、進んでるジャン」と認めた人々であり、共に旅行(なぜか毎回青森ごしょがけ温泉)に行くほどの結束力を持っているのである。
あなたとて通い詰めれば定期的に開催されているBBQ大会に招待される可能性も高い。是非通い詰めて欲しい。


こうも強烈な側面ばかり書き連ねると団らんに失礼なので、そろそろ定食屋としての魅力にも触れたい。
「大盛り無き定食屋は去れ」とは誰が言ったか、とにかく大盛りはもう標準装備としてもう大々的に触れない。定食の平均単価は450円で、前々回紹介した「味楽」とほぼ同じだが、味は「団らん」のほうが上だ。鮮度はどうか、一体何の動物のものか、といった重要な部分には大いに不安が残るものの、定食には必ず「生卵」がついてくるのが嬉しい。
キャベツにかけられているマヨネーズが油とその他成分で分離していることも度々だが、それは文字で書かれたものより、より雄弁な、何よりの原材料表示。むしろ全て分解して「タネも仕掛けもありません」と言われている感じで安心なのではないでしょうか。どうでしょうか。
チャゲ&アスカに言わせれば「コトバはココロを越えない」ということだ。ah..最高だ。

定食の味は普通に満足のいくものだが、ただ、みそ汁、カレーには合格点はあげられない。
みそ汁に入った、ボロボロに朽ち果てた豆腐を見る限りでは、俺が飲むまでに数十回再加熱されていると思われ、さらに言うとこのみそ汁、ラーメン屋の秘伝のスープよろしく、水かさが減るたびに代々注ぎ足されている可能性がある。秘伝にするのは是非やめて欲しいものだ。
これはカレーにも同じことが言え、加熱されすぎて具が溶け果てたルーに、あとから具だけ足したのではないかと考えられる硬い具が混ざっている場合がよくある。
大盛り400円。安いから許している俺だ。

この「団らん」に行こうと思われる方には、是非とも「パプル定食」なる謎の定食を食べることをオススメしたい。その内容は、豚肉を茹でた物をポン酢と辛子につけて食べるのだ。
パプルの意味が全く分からないのだが、とりあえずこれは美味い。マスターに「パプルって何ですか」と尋ねたら「肉だよ!」としか言ってくれなかったので、答えを知っている人は是非教えて欲しいものだ。



三回に渡って書いてきた高円寺グルメ情報だが、皆さんいかがだっただろうか。東京都杉並区にある高円寺。新宿からJRで7分という絶好のロケーションに激安定食屋街が存在するのだ。
俺が書いた三つの定食屋以外にも素晴らしい定食屋はゴロゴロしている。
番外編として軽く紹介しておくと、「クロンボ」という、最近じゃK.K.Kでさえもその大胆な意思表示にたじろぐという個性派カレー屋。そのホワイティな味はK.K.K(クー・クラックス・カレー)として市民に親しまれている。オススメだ。(その後の調べでは今はもう無くなったようです)
また、店の名前は忘れたが、高円寺住民の集うBBSにて「人をいらつかせる天才」とまで書かれた中国人ウェイトレスを擁する定食屋。行ったらたしかにその客への無反応具合にイライラした。笑えるのでオススメだ。彼女がメットかぶって出前に行くのだが、俺は一度SEIYUのあたりでひかれそうになったというエピソードも付け加えたい。
その他目の前で夫婦喧嘩をした挙句、客にあたる「富士川食堂」という定食屋も味は非常に良いのでオススメ。是非いってみて欲しい。

こりゃ、明日高円寺の定食屋は混むだろうな!



人気blogランキングへ
| fabricio zukkini | 高円寺 | 20:56 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 20:56 | - | - | pookmark |
クロンボのクー・クラックス・カレー。てっきり白いものだとばかり思って注文したら、普通の黒いカレーが出てきたのでガッカリした覚えがあります。
人をイラつかせる天才がいる店は「田むら」とかそんな名前じゃなかったですかね?
| スンギ派 | 2006/08/27 8:16 PM |
>田むら
そうだ。思い出した。二人で行ったことがあったな。
注文しても返事しない。会計も無言。水が欲しくて呼んだときなんて完全にシカトされたよな。
あいつがカブ乗って出前いってるからウケるんだけど。
| zukkini | 2006/08/27 10:03 PM |









http://zukkini.jugem.jp/trackback/262







・x・最近の記事
・x・コメント
・x・カテゴリー
・x・記事一覧
・x・リンク
・x・プロフィール